6ヵ月連続で生活保護が過去最多!
昨年10月に生活保護を受けた世帯は、前月より634世帯増え164万2907世帯だった。厚生労働省が10日発表した。増加は6ヵ月連続で過去最多を更新した。主に増えているのは、65歳以上の高齢者世帯で、540世帯増の86万5332世帯。このうち約9割が単身世帯だった。
高齢者世帯は、2005年10月から12年1ヵ月にわたって、過去最高を更新し続けている。一方、現役世代などは減少傾向で、昨年10月に保護を受けた人数は、前月より486人減の212万5317人だった。
昔の生活保護について
生活保護といえば、昔は「生活保護を受けるのは恥ずかしいこと」とされていました。
それは、生活できないほど困窮した生活になるのは、とても恥ずかしいことだと世間一般にいわれていたからです。
また、普通に働けば生活できる収入は得られましたので、生活保護を受ける人を差して、やる気がないとか堕落しているなどと思われました。
もちろん、病気とかで働けないのは、仕方がないという風潮はありましたが、それをしても生活保護を受けるのは、恥ずかしいこだとされていました。
そして、生活保護を受けている人は、そのことを隠すといったことをしていました。
生活保護は正当な権利
そして時は流れ現在では、生活保護を受けるのは恥ずかしいことではなく、むしろ正当な権利だと主張する人もいます。
さらに、生活保護に関する書籍やネットなどが普及したことで、昔に比べ生活保護を受けやすくなった環境や生活保護の人数自体が増えたことで・・・
生活保護を受けるのは、昔のように恥ずかしいとか後ろめたいみたいなものが少なくなり、受けやすくなったと思います。
そういったことなどがあり、年々に生活保護を受ける人は増えていて、約15年前に比べ生活保護の人数は「約2倍」に増えたそうです。
生活保護の多くは高齢者
生活保護を受けている「約7割以上」の人は、60歳以上の高齢者になっていて、高齢者が増えたことに比例して、生活保護も増えている現状があります。
なぜ、高齢者に生活保護が多いのかというと、それは、高齢者に老後の貯えが少ない人が多く、また年金の支給額も同様に少なく・・・
そういったいろいろな事情が重なることで、最終的に生活保護に頼るしかないということになっています。
そして、生活保護については、今後も高齢者が増えることで増える傾向にあります。
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