水道代が心配でトイレを流さない
英北部ヨークシャーに住む障害のある母親は、水道代が心配なあまり、トイレの水を流さないことがあると話します。
子供2人と暮らすシャーリー・ウィドップさん(51歳)の水道代は、水道会社のメーターで決まります。
そして、最近になってその請求額は「35%」も上昇したといいます。
そのことで、ウィドップさんの毎月の水道代は、21ポンド(約3000円)から31ポンド(約4500円)に、跳ね上がったそうです。
1500円の差は非常に大きい
上記を見ると、水道代の上昇額は「3000円-4500円=1500円」ということで・・・
月々1500円のことですので、出すには惜しい額ですがそれほど高い額ではなく、一見すると払えない額ではないと思います。
しかし、ただでさえ経済的にギリギリの状態で、生活が苦しい人にとっては、その差は非常に大きいといいます。
確かにその通りで、水道代が1500円上がった代わりに、ギリギリで生活をしているとなると、生活費のどこかを削らなければなりません。
生きるのに水は大切
一番良いのは、水道代が高くなった分、水道代を削れれば良いと思います。
しかし、水は命に取って大切であり貴重でもありますので、その大切で貴重な水道代を削るわけにはいきません。
そして、人は3日から4日水を全く飲まなければ、死んでしまうといわれていますので、それだけ水は大切で貴重だということです。
そこで、水道代ではなく食費や衣類など、生活費のどこかを削るしか方法はありません。
生活環境が悪化
そういったことを考えると、ウィドップさんは、水道代のことを考えて「トイレの水を流せない」となってしまうということです。
また、英北部ではウィドップさんのように、経済的にギリギリの状態で生活している人が、多くいるとこのことです。
そして、生活がギリギリでお金がない人たちは、お金がなくなると、家賃、ガス、電気代、水道代などを滞納するそうです。
英北部には、そういった滞納世帯が多くいるそうで、貧困家庭にとって水道料金の支払いが、生活悪化の一つの要因になりつつあるそうです。
日本は恵まれている。
そういったことなど考えると、日本で水道が使えないなどと考える人はいないか、かなり少ないと思いますので・・・
上記のような記事を読むと、いかに日本が恵まれているかということが、理解できるしわかると思います。
しかし、頭では日本は恵まれている。とわかっていても・・・
日本で生活していると、やれ税金が!とか、やれ年金が!とか、やれ政治が!などと、何かと文句をいってしまう自分がいます。
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