働く世代に貧困が広がっている。
現在、働く世代に貧困が広がっているといわれています。それは、今後も広がる傾向にあるといわれています。
その理由は、コストカットのため正社員を派遣やバイトなどに、切り替える会社が増えたことで、そのことで収入が減る人が増えているためです。
そして、ここ数年の有効求人倍率は、増加傾向にあるといわれていますが・・・
それは、派遣やバイトなどが増えているだけで、まともな給与が出る正社員の仕事は、実質的には減っていると私は見ています。
貧困率トップは20代前半の若者
男性で、最も貧困率が高い世代は「20代前半」の「21.8%」で、女性で最も貧困率が高い世代も「20代前半」の「19.5%」とのことです。
若い世代は、年齢的に給与が少ないので、それは仕方がないことだと思います。
そこで、未婚で年収200万円以下の若者の「約8割」は、親の実家に住んでいると、調査から明らかになったそうです。
また、親と同居する若者の「約5割」が、経済的な理由から親と同居していることが、明らかになったそうです。
それは、収入が少ないことで親から独立したくても、経済的にできないということです。
貧困の多くがいじめなどの経験者
また、親と同居する人のうち「年収50万未満~なし」が「5割以上」も占めていて・・・
そのうちの「7割以上」の人が「将来結婚したいができるかわからない」もしくは「できないと思う」とか「結婚したいと思わない」と回答したそうです。
そして、年収50万未満~なしと回答した、3人に1人が「いじめ」を経験し・・・
また「不登校・引きこもり」(22.5%)、「うつ病などの精神的問題」を抱える人(27.6%)と多いことも分かったそうです。
そして、現在問題になっているのは、1人暮らしをしている若者の多くが、貧困に陥っているということです。
親と同居する若者は今後も増える傾向
それは、収入が少ないためで、その少ない収入から家賃を払ってしまうと、お金がなく生活がカツカツになってしまうという問題です。
そこで、1人暮らしで生活するには厳しいと、親と同居する若者が増えていて、親の家を出たがらない若者が増えているそうです。
そのほとんどは、ずっと親の家に住み続けたいと考えているそうで、親と同居する若者の「約7割」は、そのように考えているそうです。
しかし、貧困の話しについては若者のことだけではなく、下流老人といわれる高齢で貯金がない人や年金がない人も多くいます。
また、年金が貰えても十分ではないな人なども、貧困若者と状況的に同じだと思います。
若者だけでなく高齢者の貧困も問題
むしろ、若者には「若さ」という武器がありますので、働くこともできますし、今後のことも考えられると思いますので、将来的な見通しは立ちやすいと思います。
また、一緒に同居してくれる親の存在もあるわけですから、貧困だといっても打つべき手段は多くあると思います。
しかし、高齢で貧困になれば働きたくても働けなかったり、働いても給与が少なかったなどで若者の貧困だけでなく、高齢者の貧困も大きな問題だと思います。
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