275万人の中年フリーター
中年フリーターが急増している今の日本、その人数は、現在のところ「約275万人」いるとされています。
そして、中年フリーターとは「35歳~45歳」を差していいますので、フリータのといわれる人数は、上記の275万人以上いるとされています。
またその数は、全就労人口の「1割程度」を占めるといわれています。
その数字を見て多いと見るか少ないと見るかは、人によると思いますが、私的には「多い」と思います。
将来的に14兆円を捨てることになる?
35歳~45歳といえば、大学を卒業して仕事を続けていれば、一通りの仕事を覚え仕事人として、一番油が乗っている時期になると思います。
その一番油が乗っている時期に、一方では正社員ではなくフリーターとして働いている人もいます。
そして、中年フリーターが急増していることで、将来的に使われる社会保障(生活保護など)などは、試算すると「14兆円」掛かるといわれています。
それは、大切な国の資産の14兆円が、将来的に水の泡になり消えてしまうということです。
好きでフリータをしているわけではない。
多くの中年フリーターは、フリーターをやりたくてやっているわけではないといいます。
それは、正社員として働きたいと思っていても、希望の職に就くことができずに、仕方がなくフリーターをしているといいます。
しかし、ハローワークなどに行けば、例えば介護などは人材確保が難しく、万年人手不足ですので、1年中(通年)求人を募集しています。
そこで、本当に正社員で働きたいのなら、介護の仕事をすれば正社員になれると思います。
また、介護が嫌だというなら接客業でも営業でも、中年といわれる年齢だったとしても、正社員を募集している求人はたくさんあると思います。
中年フリータは自己責任
しかし、正社員の仕事があるにも関わらず、実際は仕事を選んで正社員にはならず、フリーターに甘んじています。
ですので、中年フリーターは単なる「甘え」だったり「やる気」がなかったり、今まで努力してこなかった「ツケ」だったり・・・
中年フリータの問題の根本のところは、そういった「自己責任」という名の本人たちが悪いという人もいます。
そこで思うのは、確かに本人たちの自己責任の部分もあると思います。しかし、時代的なことだったりタイミングだったり・・・
いろいろな不運なことが重り、フリータになってしまうこともあると思いますので、一概に自己責任だけでは片付けられない問題だと思います。
最後に
中年フリーターといわれる人を含めて、フリータは今後増々増えて行くと思います。
そこで、中年フリーターを増やさないためにはどうすればいいのか、それは単に雇用(正社員)を増やせばいいだけの話しになると思います。
そこですべきことは、例えば既得特権を廃止して、農業だったり漁業だったりを一般の人でもで簡単にきるように、門徒を広く開放するとか・・・
簡単ではないと思いますが、給与や職場環境などがまともな雇用を増やすことが、早急に必要だと思います。
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