貯蓄がない世帯が30%を超える。
少し古いデーターになってしまいますが、2013年に取った「家計の金融動向に関する世論調査」によると・・・
30代の2人以上いる世帯において「貯蓄(貯金)がない」と答えた世帯の割合は「30.2%」にも達したそうです。
それでも、独身のフリーターや派遣や日雇いなど、収入が少ないといわれている人を含めての数字なら、わからなくもないですが・・・
30代の世帯持ちだけのアンケートで、貯蓄がない世帯が30%を超えるって・・・
私が心配しても仕方がないといってしまえば、その通りだと思いますが、貯蓄がなくてこれからの生活は大丈夫なのでしょうか?
貯蓄の二極化
そして、平均的な年収であったとしても、子供がいると生活するだけで一杯一杯で、貯蓄がなくても仕方がないという意見もあります。
その上、マイホームや車などを買っていれば、ローンの支払いなどで、貯蓄がないのも当然だという意見もあります。
その辺は、確かにそうなのかもしれません。しかし、貯蓄がない状態で生活していて、将来のことが、心配とか不安とかにはならないのかと思ってしまいます。
そこでいわれているのは「貯蓄(資産)の二極化」が進んでいるといわれています。
それは、貯蓄がない世帯の30%以外の70%近い世帯の多くは、それなりに多くの貯蓄があるということです。
アンケートの数字はいい加減?
ちなみに、上記の貯蓄があると答えた、約70%の世帯の平均貯蓄は「1000万」を超えているといわれています。
また上記の結果は、あくまでもアンケートの結果であって、貯蓄がない世帯の数は、実はもっと少ないといわれています。
それは、アンケートに答えた人の中には、日本人特有の貯蓄を低くいうことが美学(美徳)みたいな考えがあり、貯蓄がないというのが良い。と思っている人もいるそうです。
また、赤の他人に本当のことをいいたくないという人もいると思います。
さらに、数万とか数十万とか少ない貯蓄額をいうのは恥ずかしく、それならば貯蓄がないといった方が、良いという人もいるようです。
最後に
そこで、上記の貯蓄がない世帯が30%を超えるというのは、正確な数字ではなく、あくまでも大よその数字だと思います。
しかし、そうはいっても30%ではなくて、仮に25%であったとしても、世帯持ちで貯蓄がないのは、心配ではないのかと思ってしまうのですが・・・
世帯を持たない私がいうのもですが、貯蓄するだけのお金がないといっても、やはりある程度の貯蓄は、将来に備えて必要だと思います。
そして、そんなことはいわれるまでもなく「当たり前のことだ!」といわれてしまえば、それまでなのですが・・・
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