ロスジェネ世代について
バブル崩壊後の93~05年の就職氷河期に、社会に放り出されたロスジェネ世代
その後、キャリア形成期にデフレになり、給料が上がらないまま、現在に至っています。
就職、結婚、資産形成など、人生におけるさまざまな局面で、辛酸を舐め続けた世代が、ロスジェネ世代になります。
そんなロスジェネ世代が、新たな問題に直面しています。
ちなみに、ロスジェネ世代は、およそ「2000万人」いるといわれているそうです。
年収550万で5000万の家を買う
大手電機メーカー社員の山内巧さん(仮名・40代)
年収550万ながら、5年前に東京・練馬区に5000万円の一軒家を35年ローンで購入した。
親や上司から「賃貸はもったいない」「資産は残そう」という助言を散々聞いていました。
結婚して、子供が生まれたら当然、家は買うものだと・・・
そして、最初はゆとりがあるローンの支払いのはずでした。
子供が生まれて家計は火の車
しかし、2人目の子供が生まれ、教育資金が家計を圧迫
給料は横ばいの中で、山内さんは長時間残業もいとわず、身を粉にして働きました。
しかし、今の給料だけでは生活費で全て消えてしまい、貯金が全くできない。
娘は中学受験を控えていて、会社は辞めるに辞めれない。
そのような中で、家族のために働き過ぎてしまい、疲労で倒れてしまったそうです。
必要以上に頑張るロスジェネ世代
それは、山内さんのことだけでなく、奴隷のように働き続けるロスジェネは多い。
就職難、リストラの危機など、職を失いそうな事態に、何度も直面してきた世代
そのことで、ロスジェネ世代は、必要以上に頑張り過ぎてしまう人が多いそうです。
しかし、それに見合った給料をもらっていない。
また「男が家族を養うべき」という呪縛から、逃れられず苦しんでいるロスジェネ世代は、多くいるそうです。
最後に
確かにロスジェネ世代は、何かと大変な世代だと思います。
しかし、上記を読むと家族がいるのに、年収550万で5000万の家を買うのは、少々無謀だと思います。
また先を見越して、子供が生まれることなども考えて、家を買う必要があったと思います。
そういったことを怠っていて、生活が苦しいと嘆いてみても、後の祭りだと思います。
とはいえ、ロスジェネ世代で家族がいて、家族のために一生懸命働いている山内さんは、偉いなと思いました。
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