消費増税で老舗店が続々と閉店
なじみの酒屋が、ラーメン屋が・・・
消費増税を翌日に控えた30日、長い歴史に幕を下ろす家族経営の店がある。
常連客に支えられてきた小さな店にとって、軽減税率などへの対応も含めて、増税のコストはあまりに重かった。
東京都目黒区で約100年続く酒屋も30日に閉店する。
店主のTさん(66歳)は「4代目」になる。
300万円は高すぎる!
16年前にフランチャイズ傘下に入りながらも、地元の人とのつながりを大切に商売を続けてきました。
年齢的に「あと2、3年」とは思ってはいた。
閉店に踏み切ったのは、軽減税率対応のレジの導入に費用がかかり過ぎるからだ。
在庫管理などをするパソコンの交換も必要になる。
業者の見積もりでは、設備を一新すると国の補助があったとしても、300万円ほどかかることが判明した。
時代の流れ
リースにしても、6年間で約450万円かかる。
仕組みが複雑で、2014年の増税時とは全然違う。あと2、3年なのにと妻は声を落とす。
それを「時代の流れ」といってしまえば、それまでたと思います。
しかし、100年も続いた老舗店を自分の代で閉店するのは、ご主人にとって、居たたまれないことだったと思います。
それにしても、レジなどの導入に300万円もかかるとは、高すぎると思ってしまいました。
年齢的に潮時だった?
それでも、Tさんの66歳という年齢を考えると、年齢的に潮時だったのかもしれません。
ただ、あと2~3年続けたかったのなら、支払いを「現金」(キャッシュ)で対応することもできたのでは?
そんな風に思ってしまいました。
しかし、フランチャイズということなので、それは無理な相談だったのかもしれません。
また、仮に現金払いで店を続けたとしても、増税の面倒というか難しい仕組みに、戸惑うことも多かったと思います。
最後に
こういった記事を読んでいると、本当に増税が必要だったのかと思ってしまう。
確かに増税が必要な部分はあったのかもしれませんが、増税よりも先にやるべきことはもっとあったと思います。
例えば、公務員改革とか議員定数の削減とか、また東京オリンピックだってその一例
さらに、増税後に消費が落ち込むことになれば、景気が悪くなり税収は下がると思います。
そして、今度は税金(税収)が足りないからと、また数年後に増税していては、堂々巡りになるだけです。
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