かぼちゃの馬車(スマートデイズ)について
最近話題になっている「かぼちゃの馬車」(スマートデイズ)について
首都圏を中心に、女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」を展開していた、スマートデイズのサブリースの家賃不払い問題ですが・・・
ちなみにサブリースとは、オーナーから不動産管理会社などが部屋を一括で借り上げ、転貸することを言います。
そして「30年間家賃収入を保証」「利回り8%以上」を謳(うた)い文句にして、約800人の会社員などをオーナーに勧誘したいたそうです。
また、オーナーになるために、支度金として頭金なしの無担保で、1億のローンを組ませていたと言います。
簡単に1億借りれるスルガ銀行
さらに、1億のローンを組ませるために、スルガ銀行がデータを改ざんしていたと言います。
その方法は、実際はお金がないにも関わらず、データを改ざんしてお金があるように見せかけて、それでローンを組ませていたそうです。
通常、1億ものお金を借りる場合、それに見合った貯金があるか、お金がなかったとしても担保として、不動産や株などを所有しているとか・・・
そういったモノがなければ、1億もの大金は借りれませんので、今回は銀行の組織的な行為だったと言うことになると思います。
シェアハウスとしては不人気だった。
かぼちゃの馬車は、共有部分が少なく利用者同士の交流が少ないなどで、女性専用のシェアハウスとしては、かなり人気が低かったと言います。
そして、外部的には「入居率9割」を謳っていましたが、内情は「4割にも満たない入居率」で、そんな商売が成り立つはずもなく・・・
最終的に、かぼちゃの馬車を運営するスマートデイズは、会社設立から5年足らずで、破綻することになりました。
そこで、1億もの借金を抱えさせられたオーナーからは「どうしてくれるんだよ!」と、怒りが爆発しているそうです。
なぜ疑問に思わなかったのか?
そもそも、頭金なしの無担保で1億もの大金を借りられること自体が、不思議に思わなかったのかと言う話しで・・・
私なら、どう考えてもそんな話しは怖くて、乗ることはできないと思ってしまう。
しかし、詐欺なんてそんなもので、はたから見ると何でそんなことで騙されるのかと思うことでも、騙されるときは簡単に騙されてしまう。
そして、不動産投資などそう簡単に儲かるものではなく、素人が下手に手を出すと、痛い目に合うと言うことだと思います。
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