生活保護が過去最多!
生活保護は毎年増加していて、今では「215万人」(10年前の約1.5倍)を超えていて、今後もこの増える傾向は続くといわれています。
それは、ここ十数年で急激に高齢者が増えたことで、その高齢者が定年退職しても、生活できるだけの貯金などの蓄えを持たず・・・
また、年金も年々減らされる一方ですので、支給される年金額が少ないため生活できず、生活保護に頼らざるを得ない状況になっているからです。
さらに、働きたくても高齢者ということで働ける場所も少なく、結局、頼るところが生活保護になっているというのが今の現状です。
生活保護の増加で税金が上がる!?
生活保護の問題は、今まで散々いわれていますので、いまさら感が強いのですが・・・
しかし、このままノホーズに後回しにしていれば、今後さらに生活保護が増えてしまい、どうにもならない状況になると思います。
そして、現在生活保護に「約4兆円」の税金が投入されており、それに付随する人件費なども含めると膨大で、日本経済を圧迫しているのは間違いない事実になっています。
そこで、さらに生活保護が増えることになれば、将来的に「税金を上げる」などの話しも出ると思います。
どうしたらいいのか?
では、生活保護を減らすためには、どうしたらいいのかということですが・・・
それは例えば、精神弱者や高齢者でも働ける場所を提供するとか、働く意欲のある人には職業訓練を行ったり、自立支援プログラムを促進したり・・・
とにかく、やれることはいろいろあると思います。
そして、生活保護の一番の問題点は、生活保護を貰うことで生活できてしまいますので、働く意欲をなくしてしまうということだと思います。
生活保護が羨ましい!?
正直な話しをすると、生活保護が羨ましいと思うことがあります。それは、普通に働いている私の給与と生活保護で支給される額は、大きく変わらないからです。
そこで「それほど羨ましいなら生活保護を貰えばいいのでは?」といわれそうですが、五体満足で働けるのに生活保護というのは違う気がします。
そして私の場合は、会社が倒産したり仕事をクビになれば、失業保険などを除き収入的な保証は一切なく・・・
そこで結局のところ、今まで一生懸命働いてコツコツと貯めた貯金を切り崩して、それで生活しなければなりません。
最後に
生活保護については「現物支給やカード決済にしろ!」とか「支給額が多過ぎるので半額にしろ!」などといわれていますが・・・
しかし、仮にというかいざ自分が生活保護になったとしたらと、生活がありますのでそんなことはいえないと思います。
そこで思うのは、難しいとは思いますが、生活保護は本当に必要としている人にだけに支給される制度であって欲しいということです。
そして、生活保護がそのような制度になっているのかといわれれば、現状を見ると私はそうでないと思っています。
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