キャバクラで給付金詐欺が発覚
名古屋の繁華街のキャバクラ店の経理担当の男が、新型コロナウイルスによる休業要請の期間中に、営業していたにもかかわらず…
休業した旨のウソの書類を提出し、休業協力金50万円を騙し取ろうとしたとして、警察に逮捕されました。
警察によると、愛知県による休業要請の期間中に、店が営業していたにもかかわらず…
市に休業した旨を書いたウソの書類を提出し、休業協力金50万円を騙し取ろうとした疑いが持たれています。
店が営業しているという情報を元に、警察が市に確認したところ、休業協力金を申請していたことが判明しました。
調べに対し容疑者は、容疑を認めています。
かんぽ生命でも発覚
かんぽ生命の営業自粛で手当が減ったことを利用し、持続化給付金を申請した社員が約120人いたと明らかにした。
新型コロナウイルスとは無関係だとして、多くは申請の取り下げや給付金返還の手続きをさせているという。
郵便局員が保険販売で得る営業手当は、給与とは別に「事業所得」として支給される。
昨年は、かんぽ生命の不正販売が多数発覚し、7月から営業自粛となったため、多くの郵便局員らの手当が激減している。
日本郵便が、事業所得を得ている10万人超を調べたところ、約100人が持続化給付金を申請していることが判明。
かんぽも営業社員約1300人のうち、20人程度が申請していた。一部はすでにお金も受け取っているという。
不正が横行している?
こういった不正は、ほぼ確実に出るだろうなと思っていました。
というのも、上記の休業協力金や持続化給付金などは、簡単に不正できる内容だからです。
例えば休業協力金で、実際には店を開いていたにも関わらず、店を開いていなかったといって、休業補償を申請するとか…
フリー(個人事業主)なら、仕事の量やシフトなどを減らして(調整して)、一定期間給与少なくすることで…
給与が減ったと持続化給付金を申請して受け取るとか、やり方はいろいろあると思います。
ですので、上記のようなことは、氷山の一角なんだろうなと思います。
また、中小企業などについても雇用調整助成金を受け取りながら、実際には従業員を働かせている会社もあるそうです。
困った問題ですね。
そして、従業員は逆らえば会社を首になってしまう。
また、会社を首になれば、新型コロナの影響で求人が減っていますので、次の仕事が見つからず、路頭に迷う可能性もあると思います。
かといって、不正しているからと下手に通報などしようものなら、会社が潰れて失業してしまうことも。
だから従業員は会社に逆らうことなく、文句もいわず働き続けるしかない。
そこで、この手の給付金は不正がないように、しっかりチェックして欲しいと思いますが、そうなると今度は手続きが面倒になる。
そのことで支払いも遅くなるので、本当に困っている人に支給されるのも遅くなる。困った問題ですね。
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