年寄りはカネを持っている?
日本では、誰がお金を貯めているのか?
それは、年代別に見れば一目瞭然です。
例えば60代では、1000万円以上の貯蓄保有世帯が4割もあり、7世帯に1世帯は3000万円を超えています。
それは、年寄りがカネを持っているは、本当だったと言うことです。
その一方で、貯蓄ゼロ世帯が急速に増えています。
30代世帯の貯蓄額
日本では、ひと握りの「貯蓄4000万円以上」世帯が平均を引き上げるています。
一方で「200万円未満」が、6世帯に1世帯と最も多い。
また、30歳未満で最も多いのは「貯蓄なし」になりますが、年齢が若いので、当然と言えば当然だと思います。
そして、30代でも100万円台が最多になります。
また、30代世帯で3000万円ある世帯は、同世代で1%程度にとどまっています。
子供にはお金がかかる。
それを多いと見るか少ないと見るか、それは人それぞれだと思います
とは言え、30代世帯で貯金3000万円以上が1%程度と言うのは、私は少ないと思います。
そのことを反映してか、現在日本では少子化が年々進んでいます。
そして、子供を1人育てるには、1000万円かかるとも2000万円かかるとも言われています。
そこで、お金がなければ子供を育てることはできません。
日本の家計貯蓄率は低い
1991年、日本の家計貯蓄率は「16%」もあり、先進国では最高水準でした。
それを言うなれば「日本人は貯めるばかりで使わない」と世界各国から言われていました。
しかし、バブル後は、家計貯蓄率は急速に低下しました。
それは、日本人がムダ使いに目覚めたのではなく、貯蓄に回すお金がなくなったからです。
ちなみに、日本の家計貯蓄率は現在1.9%で、アメリカやイタリアでは、4%を貯蓄に回しているそうです。
お金がないと不安しかない。
表向きでは、お金なんて使うだけあれば良いので、いくら貯金があろうと、どうでも良い話しだと思います。
しかしそうは言っても、お金がなければ何かと不安になると思います。
その不安とは、もし会社をクビになったら?もし病気になったら?もし老後に破綻したら?などのことです。
そして、私自身も仮に貯蓄がゼロだとしたら、不安で不安でたまらないと思います。
そこで、その不安を解消するために、コツコツとお金を貯めていますが、それが正解なのかは、私にはわかりません。
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