お金がない老後は働き続けることになる。
日本人の平均寿命は、男性「80.50歳」女性「86.83歳」になっています。
ということは、60歳で定年退職(老後)を迎えたとしても、男性なら20年以上、女性なら25年以上は、定年退職後も生活しなければなりません。
そこで、お金や貯金や退職金などが十分にあるという人は、金銭面で老後の不安も少ないと思いますが、お金がない人はどうなるのか?
それは、定年退職後も生活するために、何かしらの形で働いて収入を得なければなりません。
老後の平均支出は15.6万円
独身の場合、老後(定年退職後)の平均支出額は「15.6万円」になっています。
一方で、平均収入としては「12.3万円」になっており、上記の15.6万円との差額は、約「3.4万円」になります。
そこで、男性の場合で60歳から20年生きるとすると「12ヵ月×20年×3.4万円=816万円」が老後に必要ということになります。
また、年金を貰うまでの生活費も必要になりますので、そのお金がない人は、老後もずっと働き続けなければならないことになります。
老後もずっと働き続けるのは無理
しかし、老後もずっと働き続けるといっても、年齢を重ねれば重ねるほど健康面などの問題から、働くのは難しい状況になっていくと思います。
ですので、ずっと働くといっても、それには限度(限界)があると思います。
そこで、老後のことを考え普通に働いている(老後前)ときに、老後に使うお金を貯める必要があると思います。
しかし、老後前にお金を貯めることができなかったという人は、老後も働き続けることで、老後の資金を増やすしかないと思います。
節約で老後を乗り切る!
また、老後のお金が不十分だという人は、少しでも多くを節約することで、その少ないお金をを補うことができると思います。
その節約とは、家賃の安いところに引っ越す、食費を削る、水道光熱費を抑えるなどの節約をすることで、生活費などの支出を減らすということです。
しかし、節約するといっても、今までの生活レベルを落とすのは大変なことだと思います。
ただ、お金がないのですから無駄使いはできませんので、老後の生活を続けるには、節約するしかないと思います。もしくは、収入を増やすしか方法はありません。
最後に
誰でも定年退職後の老後に、ある程度のお金が必要だとわかっていると思います。しかし、いろいろな事情があり、お金がないとか少ないという人もいると思います。
その場合は、老後も働き続けることで老後の資金を補えると思いますが、亡くなるまで働き続けることは難しく、少ないお金を補うにも限度があると思います。
そこで、そのことを事前に認識することで、老後に備えるほかないと思います。
老後前に老後のことを考え、心配しながら生活するのは嫌な気もしますが、老後の安定のためには、老後のことを考え生活するのは、ある意味仕方がないことだと思います。
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