東日本大震災でリストラ
以下、ある記事の抜粋になります。
住宅ローンに親の介護、子供の養育費など、家計を圧迫する理由はさまざまだが…
Hさんの場合は、突然のリストラ、そしてその後の借金が人生を狂わせた。
以前は年収500万円ほどで、妻子と普通の生活を送っていたのですが、東日本大震災を機に何もかもが一変してしまいました。
東北地方の売上比率が高かったたことで一気に業績が悪化し、2011年の年末にリストラされたんです。
震災後、リストラの気配を感じていたHさんは、会社員のうちに消費者金融のカードを作っていた。
奥さんと離婚
当時は「今後万が一のことがあったら」というつもりで作ったそうだが、これが事態をさらに悪化させた。
失業に加え、消費者金融に手を出したことが妻にバレて、離婚を切り出されました。
慰謝料も養育費も払わないでいいから、とにかく別れてくれと。
代わりに、息子とは金輪際会わないという条件をのむことになりました。
失業や離婚調停、我が子との別れなどで疲弊(ひへい)しきったHさんは、直後に体調を崩し、半年入院。
失業後にいろいろありすぎて転職活動ができなかったので、退院後もしばらくは日雇いアルバイト生活でした。
将来への不安
治療費や入院費を支払ったら貯金もあっという間に底をつく。
結局、例のカードでさらに借金をしてしまい、最終的に200万円まで膨れ上がりました。
今年の春にやっと今の会社に就職が決まり、普通の生活に戻り始めたところです。
収入は「21万円」、 支出「20万7000円」、収支「3000円」
月4万円の借金返済が家計を圧迫している。
苦しい現状に加えHさんにのしかかるのが、将来への不安だ。
親の介護問題
実家で暮らす90歳の父は認知症を患っており、その介護をしている母も86歳。
両親にはもうほとんど貯えがありません。
兄弟もいないので、入院や介護、葬儀費用が必要になった場合は、さらに借金をするしかない状況です。
ようやく返済し始めたとはいえ、今後も借金が膨らんでしまう可能性をはらんでいる。
そして、両親の最期を看取った後には、自身の老後が待っている。
安心して生活を送れる日は来るのだろうか。
運が悪かった!?
上記を読んで「一寸先は闇」といわれるように、人生何が起こるかわからないと思いました。
ましてや東日本大震災など予想できないことだと思います。
それでリストラに合うのは「運が悪かった」としか言いようがないと思います。
そこで、そういった不慮の事故みたいなのを事前に見越して、ある程度の貯蓄をしておけば良かったのかなと思います。
しかし、家族がいるとなると給与の多くは、家族のために使うことになると思います。
それをして多くの貯蓄をするなど難しい話しで、やはり運が悪かったとしか言いようがない気がします。
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