REIT(リート)とは
REIT(リート)とは、投資家から集めた資金で、マンション、オフィスビルや商業施設など様々な不動産を購入し、購入した不動産の賃貸収入や売買益を投資家に配当として分配する仕組みです。
そのREITの配当利回り(分配金)については、高いものだと「7~8%前後」、低いものでも「2~3%前後」、平均すると「3~4%程度」の配当利回りとなっています。
また、REITのメリットとデメリットについては・・・
REITのメリット
・・少ない金額から購入できる。
・・複数の不動産への分散投資によりリスクが軽減できる。
・・流動性が高い。
REITのデメリット
・・実物所有ができない。
・・REITが倒産するリスク
・・上場廃止のリスク
REITも不動産投資も配当利回りは変わらない!?
そして、これがREITではなく、実際の「不動産投資」となると、数百万から数千万以上の初期投資が必要になります。
さらに、投資をした物件のランニングコスト、空室率、家賃滞納などのリスクが伴い、そのようなリスクを引くと、入ってくる収入としては、数%の配当利回りになるそうです。
そこで配当利回りとしては、REITも不動産投資も差ほど変わらないとのことです。
結局、REITか?不動産投資家か?
ただし、不動産投資の場合、初期投資に多額の資金が必要になり、多額の資金を出資するということは、それだけ大きなリスクを伴うことになると思います。
そのようなことを加味すると、REITも不動産投資も収入として大差ないのであれば、REITの方がリスクが少ない分、良いと思うのですが・・・
しかし、不動産投資の場合、不動産の価格が上がった場合のリターンが大きいですので、リスクが大きい代わりに、リターンも大きいということになると思います。
結論は、少ない資金から手軽に始めたいなら「REIT」、資金に余裕があり大きなリスクを取っても大きなターンを望むなら「不動産投資」ということになると思います。
最後に
ただし、不動産投資ができるだけの多額の資金を持つという人は、一般的にはかなり少ないと思いまので・・・
そこで、どちかを選べといわれれば、気楽に手軽に低資金から始められるREITの方が、実際の不動産に投資をするより、得というか良いのかなと思います。
ちなみに「100万」を「年5%」の配当利回りの「REIT」に「複利」で運用すると、10年後には「約63万」の利益(税引き前)になります。(REIT自体の価格は考慮せず)
さらに「500万」を上記と同じ条件で投資すると、利益としては「約315万」、1,000万を投資すると利益は「約630万」になります。
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