1年以内に早期リタイア希望のAさん
Aさんは(50歳・男性)は、1年以内に早期リタイアを希望しているそうです。
現在、自宅以外にワンルームマンション3戸を保有しており、諸費用を考慮しても「毎月17万円」ほど収入があるそうです。
しかし、そのローンが「1400万円」(毎月14万円返済中、固定金利、残り10年)あります。
また、自宅の住宅ローンが「2800万円」(毎月9万3000円返済中、変動金利、残り28年)あります。
退職金は「1100万円」と、企業年金が10年間で「総額700万円」ほど出る予定
無謀だと思います。
また、Aさんの現在の資産は「2000万円」になるそうです。
そして、上記を読んで私が思ったのは「その状況で早期リタイアは無謀なのでは?」と思いました。
その理由は、たとえ2000万円の資産と、退職金が1100万円があったとしても、ローンの支払いが大きいと思うからです。
また、現状で家賃収入が17万円あるとのことですが、それを今後もキープできる保証はないと思います。
そこで、仮に家賃収入が減ったとしたら、一気に生活は苦しくなると思います。
セミリタイアなら可能だと思う
ましてや家賃収入が減って、早期リタイアしているとなれば・・・
早期リタイアを続けるには、自宅かマンションを処分しなければならない。そんな状況になる可能性もあると思います。
そして、自宅かマンションを売ることになれば、さらに生活が苦しくなる可能性があると思います。
そこで、早期リタイアではなく、セミリタイアなら可能なのかなと思いました。
もしくは、早期リタイアもセミリタイアも止めて、ローンの支払いが終わるまで、働くという手もあると思います。
定期収入があるのは大きい。
そこで、セミリタイアなら少ないながらも、定期(毎月)収入を得られますので、生活面で安定すると思います。
また、定期収入があれば、お金の面で精神的にも楽だと思います。
そこで、セミリタイアならば、現在のローンを返済しながら・・・
資金面で余裕ができたら、セミリタイアからリタイアに切り替える。ということも可能だと思います。
とにかく、上記の内容で早期リタイアするのは、時期尚早かなと思いました。
また、早期リタイアするには資金面で余裕がないと、後々辛くなることもあると思います。
資金面で余裕が欲しい。
そこで、資金面で生活などが辛くなれば、早期リタイアを止めなければならない、場合もあると思います。
そういったことがないように、早期リタイアするでも、セミリタイアするでも・・・
資金的な余裕が、ある程度必要になると思います。
ただし、資金ばかりに目が行ってしまうと、いくら資金を貯めても「資金が足りない!」となってしまうと思います。
そこで、目標とする資金を貯めたら、あとは勇気を持って早期リタイアする必要があると思います。
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