マンションブームの裏で!
五輪招致の成功で、活況を呈(てい)しているマンション市場
都内のベイエリアを中心に、高層マンションが次々に建設されています。
その一方で、経年劣化の激しいマンションも増加していて、深刻なトラブルを抱える物件も少なくない。
それは、住民の高齢化、共用部にはゴミが溢れ、そんな負のスパイラルに陥り、スラム化するマンションもあります。
そこで、老朽化したマンションの活用法として…
リノベーションをしてから売り出す「リノベーション物件」(リノベ物件)が、近年注目されています。
トラブル続出のリノベーション物件
しかし、人気の高まりとは裏腹に、杜撰(ずさん)な工事によるトラブルも続出しているといいます。
特に問題が多いのは「水回り」です。
洗面台下の排水管から水漏れしていたり、触れただけで管が壊れて、水が噴出した物件もありました。
ですので、表面上はきちんと補修を行っているように見えても…
床下などでは、配管の劣化により水漏れし、カビが増殖しているケースもあります。
またそれ以外に驚くほど、初歩的なミスも多いといいます。
レオパレス24の件
それは、トイレや台所の換気扇のファンが、逆に取り付けられていて…
室内の空気を排出せずに、臭いなどが逆流するケースがありました。
さらに、本来なら耐火性がある素材を使わなければいけない部分を、無視してしまっていた例もあります。
例えば最近の話しでは、ノベーション物件の話しとは違いますが…
レオパレス24の施工不備の問題は、記憶に新しいと思います。
その内容は、遮音や延焼を防ぐための「界壁」(かいへき)が、設置されてなかったなどの問題になります。
不誠実な対応
また、そういった施工などの問題に関して、レオパレス24は、今後調査するといいながら…
何ヶ月も調査せず放置していた、不誠実な対応も問題になりました。
ただし、上記のようなトラブルは、リノベーション物件に限らず、中古物件でも新築物件でもあります。
それは、一概にリノベーション物件だけの問題ではないということです。
そこで気を付けたいのが、どの業者からマンションを買うのか、どの業者がリノベーションしたのかということです。
そして、大手といわれる会社から買うのであれば、トラブルになるケースは少なく…
仮にトラブルにあったとしても、悪い対応はしないと思います。
事前の調査が重要
もちろん、大手だから安心かといわれるとそうではなく、トラブルになるケースは少ないのかなと思います。
しかし、大手とは違い名も知らない業者となると、価格は抑えられるかもしれませんが…
トラブルに巻き込まれる確率は、高くなるのなかと思います。
そこで、リノベーション物件を買うにしても、どういった業者から買うのか…
担当者は本当に信用ができる人なのかなど、事前の調査がいろいろ必要になると思います。
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