貧困になるのは自己責任で本当に誰のせいでもないのか?

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貧困強制社会とTさん

非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。

現在の日本は、貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。

そんな貧困強制社会を生きている、Tさんの少年時代は壮絶だった。

新聞販売店を営んでいた父親に、中学2年生のときから朝夕刊の配達を手伝わされた。

父親は柔道の有段者で、ささいなことで子どもたちを殴る蹴るしていた。

また、Tさんにとって、部活も友達付き合いも、別世界の話しでした。

父からのDV

なんとか入った高校も、父親から集金や営業の仕事もこなすように言われ、夏前には退学させられた。

家族のために、子どもも働かないと食べていけない。というのが父の口癖

台風の日に自転車ごと倒れたこと、40度近い熱を出しながらマンションまで行ったこと。

新聞配達には、苦しい思い出しかありません。

学校に行きたいと言っても殴られるだけで、顔や頭が腫れて登校できないこともありました。

父は酒もよく飲んだし、外に女の人を作っては、家にお金を入れないこともしょっちゅう。

18歳のときに両親が離婚

そこで、給食費の滞納などはざらでした。

DVなんて言葉もなかった時代、母は「私さえ我慢すれば、いつかは……」という希望にすがるしかなかった。

母は、いろんな宗教団体に入ったり、出たりを繰り返していた。

父に負わされたケガや腰の痛みに耐えながら、仕事に出かけていった姿を覚えています。

結局、両親はTさんが18歳のときに離婚

父親の消息は、何年も前、窃盗で逮捕されたという連絡が、ある温泉街の警察から寄せられたのが最後

メンタルの不調で会社をクビ

Tさんは、今は生死もわからないし、関心もないと淡々と話す。

20歳を前に、再出発の機会を得たTさん

学歴などのハンデもあったが、数年間の工場勤務を経た後、希望していた編集の仕事を得ることができた。

ただ待遇は劣悪だった。

何週間も、社内で寝泊まりすることが当たり前だったが、毎月の手取りはたったの16万円

次第に不眠や倦怠感などメンタルに不調が現れ、仕事にも支障を来し、5年ほど勤めた会社をクビになった。

再びメンタル不調と歩行困難

その後のTさんは、結婚するも10年後に離婚、仕事で再びメンタル不調に陥ってしまう。

また、40代後半になったころ難病が判明し、歩行が困難になってしまい、杖がないと歩けなくなってしまう。

上記を読むと極端な例だと思いますが、貧困は自己責任だけでは、片づけれれない問題だと思ってしまいます。

そして、自己責任論を唱える人は・・・

自分が恵まれた環境とか状況にあることを、理解していない人なのかなと思います。

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