芋は3個までです!
幼稚園の年長組のときに、最後の遠足で「芋掘り」に行ったのですが・・・
その後、芋掘りの場所に到着して、先生からある言葉を言われました。その言葉とは「芋はたくさん掘っても一人3個までです!」という言葉でした。
なぜ芋は3個までなのか、それは皆が芋を掘って大量に持って帰ってしまうと、次に芋掘りする人の芋がなくなってしまうからです。
そこで、私はその先生の言葉を信じて、芋を掘りながら大きい芋を3個選びました。
先生の言いつけを守らない派が多数
しかし周りを見ると、芋を5個持っている人や、中には10個も持っている人もいました。
そこで、近くにいた人に「先生が芋は3個までと言っていたよ。」といったのですが、その言葉は無視されました。
また、他の人にも同じことを言ったのですが、そんなのは掘った分だけ持って帰っていいんだよ。とか・・・
酷い人になると、隠して持って帰ればバレないよ。とまで言われました。
ばつが悪そうにする先生
その言葉に納得できず、先生にほとんどの人が芋を4個以上持っている。と告げたところ・・・
先生はばつが悪そうな感じで、そのことを周りの人に注意できませんでした。
というのも、私以外の人は全員と言っていいほど、芋を4個以上持っていて、いまさら掘った芋を返しなさい。とは言えなかったからです。
また、保護者が同伴していた子供もいて、その親に芋は3個までだと強く言えなかった。というのもあったと思います。
ズルい人が得をする。
そこで、先生は私に「ゴメンね。」といって、自分の分の芋を一個分けてくれました。
そういったのを聞くと、一見すると良い先生のように思いますが、裏を返せば言葉悪いですが、物で釣って言い包(くる)めた。ということです。
仮に先生が、芋は3個までだと周りに強く言っていれば、ズルしてまで芋を多く持ち帰る人はいなかったと思います。
結局、先生の押しの弱さを知ってか知らずか、先生が何もいわないことをいいことに、大量に芋を持ち帰ったズルい人が得をしたということです。
世の中はズルくて不公平
そして、真面目に先生の言いつけを守った人は、結果的に損をしたということです。
社会に出ると同じようなことが多くあり、真面目に働いている人よりも、人に取り入るのが上手い人などの方が、評価が高かったりします。
そして、高い評価だったり出世するのも、真面目な人よりコミュニケーション能力(コミュ力)が高かったりする人になるこも多いと思います。
そしていつも思うのは、真面目に生きるよりも、ズルく生きた方が得することも多く、世の中はそんな不公平を感じることが多いということです。
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