ネカフェ難民女子
早朝の新宿歌舞伎町、出勤する会社員などに交じり、足早にネットカフェに入る一人の女性がいた。
名前は「ユミ」(20代後半・女性)
彼女に自宅はなく、ネットカフェなどを転々とする生活を、なんと5年間も続けている。
この時間は空いているから、広い部屋に入れる。これから夕方まで寝る。
パックで1000円くらいかかるけど、ホテルとかに比べたら安いから。
所持金は3000円。口座残高はゼロなので正真正銘の全財産だ。
見た目は小奇麗でOL風
持ち物はバッグ一つで、洋服はコインロッカーに預けてあるという。
よく延滞してしまい業者に持っていかれちゃうけど、そのたびにGUとかで安い服を買うしかないかなって。
今日は少し熱っぽいんだよね。保険証もないから気合で治すけど。
そう笑う彼女は一見、普通のOLのようだ。小奇麗な服装にきっちりしたメイク。
容姿を見ただけでは、放浪生活を送っていると気づく人は恐らくいないだろう。
彼女のような存在は「見えないホームレス」とも呼ばれている。
見えないホームレス
それは、住居を持たないにもかかわらず、路上で暮らす男性ホームレスのように、目につくことが少ないからだ。
生活に困窮する若年層の女性の場合、多くは家庭の貧困やトラブルが発端です。
そして、そういうコは出産が早くなる傾向がある。
そうなると、正規雇用にも就けず、大学を出たコに比べて、その後の数年間で人生が決まるほどの差ができてしまう。
そして社会からも孤立する。
また、昨夏からネットカフェを常宿とし始めたアケミ(30代前半)の場合、もともとは保育職に就いていた。
住所不定で雇ってもらえない
だが薄給なうえ、激務で体を壊して退職。
しばらくは貯金で凌いでいたがそれも底をつき、ネットカフェで寝泊まりする生活を始めた。
最初は、次の職場までの繋ぎのつもりだったんですけど、住所もないのでまともな会社は雇ってくれない。
でも、ここにはシャワーやコインランドリーもあるし、なんとか暮らせます。
住んでいる人は、スウェット姿とかでいるからすぐにわかる。
なかには、50代くらいの人もいますね。
最後に
ネカフェ難民で女性というと、お金がないので仕方なくネカフェに住んでいるとか…
また、地方から上京した女性は、住むところもなくお金もないので、取り合えずネカフェに住むという人も多いそうです。
また、既婚女性の場合は、生活苦、貧困、子育て、DVなどから、逃れるためにネカフェに来る人も多いそうです。
そして、居心地が良いとのことで、ネカフェに定住してしまう人もいるそうです。
しかし、ネカフェ難民では住所がないので、正社員などの定職に就くのは難しいと思います。
そこで、ネカフェ難民から抜け出すには…
まずはきちんとした住み家を探すために、お金を貯めることが大切なるのかと思います。
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