年金受給は秘書任せで記憶がない
麻生太郎金融担当相は、14日の衆院財務金融委員会で、自身が年金を受給しているかどうかについて「秘書に任せている。任すと言った以外、正確な記憶がない」と述べた。
麻生氏は、質問が通告にはなかったと弁解。その上で「年金がいくら入ってくるか心配したことがあるか、自分の生活として心配したことがあるかというとございません」とも話した。
質問した人は、金融担当相になるぐらいだから、自分の年金受給について、さすがに把握しているだろうと思い、質問したらしいのですが・・・
金融担当相からの返答は、上記に書いた通り「秘書に任せている」「正確な記憶がない」との回答だったそうです。
庶民の暮らしを把握することも仕事だと思う
現在65歳以上の人は、年金で生活している。もしくは、年金を生活費の当てにしている。という人が大半だと思います。
そこで、年金の支給額について、正確な数字でなくても、大よその支給額は、把握していると思います。
そして、支給された年金から、生活費などに使えるお金を計算して、大切に年金を使っていると思います。
そういった庶民の暮らしぶりを把握するのも、麻生金融担当相の仕事だと思います。
しかし、カップラーメンの値段を400円といってしまう人ですので、庶民の暮らしを全く理解していないと思います。
現実味が無い語り
麻生金融担当相は、自分の年金を秘書任せで全く把握せず、庶民の暮らしぶりも理解せず、年金云々に語っているのですから・・・
そういった人が語る年金云々については、多くの人が不信感を持つと思います。
それは、年金が無くても困らない人が、年金制度の問題をいくら語ってみても、全く現実味が無いということです。
とはいえ、自分の年金のことを全く把握していなくても・・・
金融担当相として、しっかり仕事をしてくれているのなら、それでも良いと思います。
しかし、現状を見ると金融担当がしっかり仕事をしているとは、到底思えないと思います。
最後に
そんな人が、年金の財源が足りないなどの理由から・・・
消費税の増税を強引に進めようとしているのには、違和感があるとしかいえない。
また、年金については、明らかに世代間格差があるにもかかわらず、放置し続けている国の責任は非常に大きいと思う。
そして、そういった党や議員を選んでしまった、私も含めた国民にも責任があると思います。
結局、老後の資金は国や年金に頼らずとも、全て自分で何とかできれば、それが一番良いのだと思います。
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