親子破産の悲劇
以下、ある記事の抜粋になります。
貧困問題において、家族はセーフティネットだった。
しかし今では、その家族の存在が足かせになり親子が揃って、共倒れしてしまう悲劇が起きている。
20代でうつ病を発症して以来、ほとんど家から出ない生活を続けるYさん(40代後半)。
東京郊外の一軒家で、高齢の母親と暮らす彼。
2か月に一度入る20万円の障害者年金と、約4万円の母親の年金が収入のすべてだ。
最後に働いたのは10年以上前
税金や母親の病院代、光熱費や通信費を払ったら、手元にはほとんど残りません。
今は母親の年金があるからいいけど、それがなくなったら生きていけるのか…。
最後に働いたのは、10年以上も前のこと。
倉庫作業の派遣バイトだったが、病状の悪化でそれすらもできなくなった。
父親は十数年前に蒸発し、近所に嫁いだ姉も経済的に厳しいので頼ることができない。
これまでは、母親が家事や身の回りの世話をしてくれていたが、最近は年齢的にそれも難しくなってきたと悩む母。
家事に手を出すことはない
年のせいか物忘れもひどくなって、体中が痛むので毎日のように病院に行っています。
息子からは、医療費もバカにならないといわれるのですが、息子のなかでは「元気だった頃の母親像」のまま止まっているんです。
それでも週に2、3回は手押し車を使って、近所のスーパーに食材の買い出しに向かう母。
そんな光景にも慣れてしまったのか、Yさんが家事に手を出すことはほとんどない。
自宅は2階建ての一軒家。
リビングにパソコンを持ち込んでいるYさんは、一日の大半を四畳ほどのスペースで過ごす。
母より先に死にたい
母には申し訳ないと思いつつも、死なれたら僕は間違いなく生活できない。だから自分が先に死にたいと思っています。
そんな息子に対し自立してほしいと願いつつ、それでも一緒に暮らしていることが大事なんですと母は語る。
経済的にもどちらかが欠けたら、今の暮らしさえできなくなります。
それ以上に生活に張りがなくなって、私は寂しさに絶えられないと思うんです。
自分の老後のことより、私に何かあったらあの子が一人で生きていけるのかが心配で…。
幸い家のローンは完済しているので、生活保護だけは受けずになんとか家を守りたい。
少し甘え過ぎなのでは
上記を読んで、病気なのはわかりますが高齢の母親のために、家事ぐらいは手伝ったらよいと思いました。
また、一日中パソコンをやれる体力とか能力などがあるなら、フルタイムでなくても短時間でも良いので、働けるのではと思いました。
もしくは、そういった人のために、作業所(就労支援施設)などもありますし。
また、障害者年金が2か月で20万円で、さらに持ち家なら、最低限の生活はできるのではと思います。
そこで、うつ病のことを理解してない私がいうのもですが、社会に対しても母親に対しても、少し甘え過ぎかなと思いました。
セミリタイア人気ブログランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!