大人の引きこもりについて
現在、両親の世話になる、30代40代以上の「大人の引きこもり」が問題になっていて、その親になると高齢ですので、経済的にも精神的にも苦しい状況だといいます。
それは、いい歳した大人が、親に頼り引きこもっているのですから、親としては子供のことが心配だし、かといって引きこもるなと強くいえず、苦労してるといいます。
しかし、引きこもる人にも言い分があると思いますので、一概に引きこもる人を差して、悪いとか甘えてるなどとはいえないと思います。
ちなみに、私も引きこもった経験があるのですが、引きこもってから数ヵ月後には、いい加減引きこもることが嫌になってしまい、自然と外に出るようになっていました。
今の親は甘い?
例えば、私が中学生のときは、不登校(引きこもり)などといわれる人は、1学年200人以上いる中に、1人いるかいないかでした。
そして、学校で不登校が問題になることは、ほとんどありませんでした。それは、問題になるほど不登校の人がいなかったからです。
また、大抵の親は子供が不登校になろうものなら、無理やりにでも学校に行かせましたので、不登校になりたくてもなれなかった。というのもあると思います。
とにかく私が学生のときは、不登校とか引きこもりといわれる人は、今とは違いほぼいませんでした。
ときには荒療治も必要?
引きこもりを止めさせる方法の一つに、その手のNPOなどに頼み、無理やり家から外に出したり、寮に入れたりすることがあります。
そして、無理やり外に出すことについて、賛否両論の議論が交わされることになるのですが、結果は平行線でいつまで経っても結論は出ません。
そのことについて、あくまでも私の個人的な意見ですが、人って大抵は自分に甘い生き物で、楽な方に逃げがちになると思います。
そして、そこを修正してくれる人がいないと、どんどん甘い方に行ってしまうと思います。
ですので、荒療治ではないですが、引きこもりを治す方法として、無理やり外に出すというのもある意味間違いではないと思います。
引きこもりには出会いが大切
普通は、引きこもりになってもそれを修正をしてくれるのが、親だったり先生だったり友達だったりすると思うのですが・・・
しかし、そのような人生のアドバイスや手ほどきなどしてくれる人と出会えなければ、ずっと引きこもってしまうことになると思います。
そして、年齢を重ねれば重ねるほど、引きこもりから抜け出すことが難しくなります。
そこで、引きこもりの人は、引きこもれるだけの余裕があると思いますので、親が心を鬼にして子供を突き放すではないですが・・・
例えば、無理やりにでも家を出て行かせるとか、そういった余裕をなくすというのも、引きこもりを止めさせる一つの方法になると思います。
最後に
とにかく、引きこもることで、親に必要以上に心配を掛けたり、周りの人に迷惑を掛けているなら、引きこもりは止めるべだと思います。
そして、引きこもりの人を差して、大抵の人は「甘えてるだけ」とか「自分が悪い」(自己責任)などといいますが・・・
しかし、引きこもりは、こうすれば治るとかの治療法みたいなものはありませんので、難しい問題だと思います。
そこで、引きこもりの人は、生きる意味とか目的とか目標みたいなものを持ち、一歩外に踏み出す勇気みたいなものが必要になるのかなと思います。
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