ローソンがデジタル化でワンオペへ
コンビニ大手のローソンが2025年をめどに、デジタル技術を導入することを発表した。
レジの無人化や商品陳列の自動化を進め、全商品にICタグを導入することで、店員1人体制でも店舗を営業できるよう仕組みを整えるという。
コンビニ業界の働き方が、今大きく変わろうとしている。
ローソンのデジタル化導入について、業務量が減ってスタッフへの負担が軽減するという好意的な見方がある。
一方で、混雑時、客への対応は間に合うのか、深夜帯の防犯面はどうなるのかなど、ワンオペ化が、スタッフの負担を増やすのではとの不安の声も多い。
ワンオペとは
ワンオペとは、ワンオペレーションの略語で、ワン(一人)とオペレーション(作業)を合わせた和製英語になります。
そして、ワンオペといわれて思い出すのは、大手牛丼チェーン店の「すき屋」を思い出す人が多いと思います。
それは、客の対応から牛丼(商品)の提供、会計のレジ打ちから掃除まで、全ての作業を一人でこなしていました。
なぜ一人(ワンオペ)で作業をさせていたのか?それは「人件費を抑えるため」です。
その結果、以下の問題が起こり、後に大問題となりました。
ワンオペの問題点
・休憩する時間がなくトイレにも行けない
・深夜帯(ワンオペ時)の強盗事件が多発していた
・商品の提供時間や品質に問題が生じていた
・食べ終わった食器類を下膳せずテーブルに放置していた
・お客さんの来店時に他の仕事で忙しく出ていけない
・スタッフが激務のため居眠りしていた
すき屋がやり玉に!
上記のような問題があり、ワンオペで運営していたすき屋がやり玉に上げられ、叩かれることになりました。
そして、私の知り合いで、当時すき屋でバイトをしていた人がいました。
その知り合いから聞いた話しは、例えば接客などでトイレに行く時間がなくて、汚い話しになりますが・・・
大の方をもらしながら、仕事をしていたときもあったそうです。
その知り合いがなぜそこまでして、すき屋でバイトを続けていたのか?
それは、地元に仕事が少なく、働ける場所がなかったというのと、バイトにしては、時給が良かったからだそうです。
最後に
ローソンについては、デジタル化することによって、ワンオペでもやれる内容なら、それでも良いと思います。
しかし、上記のすき屋のようにワンオペにすることで、例えばトイレに行く時間もないぐらい忙しくなれば・・・
すき屋と同じことをまた繰り返すことになると思います。
そこで、仮にワンオペでやるならば、事前にシュミレーションなどをして、十分に検討することが重要になると思います。
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