新国立競技場の今後について
いよいよ完成が間近に迫ってきた新国立競技場だが、五輪終了後の「後利用」問題を巡っては迷走状態が続いているようだ。
2017年には「五輪終了後は球技専用に改修する」と決まっていたのだが、先日一転して「陸上トラックを残すことになった」と報じられたのだ。
しかも、その最大の理由は「陸上競技振興のため」とかではなく、「改修費がかかりすぎるから」というのだ。
まったく理念のかけらも感じられない論議が続いている。
1500億円超という巨費を投じて建設される新国立競技場。完成後は維持費だけでも毎年20億円以上がかかると言われている。
維持費は20憶円では済まない
維持費が、20億円掛かるというのは、私が予想するに「最低」という意味だと思います。
そこで、いつものように、ああでもないこうでもないと、20億円では足りないからと、30億円掛かるとか40億円掛かるとか・・・
後出しジャンケンで、維持費が上乗せされるのは、見え見えだと思います。
結局、目先の利益しか考えないから、こういうことになる。
もっといえば、そもそも東京五輪などやる必要があったのかという話しだと思います。
維持費とは
維持費とは、競技場を運営するための運営費、設備などを日々管理するための管理費
設備が老朽化すれば改修費、競技場を警備するための警備費、その他もろもろの維持費が掛かります。
そして、競技場を壊さない限り、その維持費は延々と払い続けなければなりません。
また、維持費は私たちが払っている税金から、当然のように支払われます。
それでも、競技場を上手く運営することで、利益が出るならそれでも良いと思います。
黒字化する見通しはない
しかし、黒字化する見通しは、現在のことろ立っていないといいます。
とにかく作るのが目標で、その後のことは知らん顔
そして、問題を先送りにして、ツケは未来を担う子供たちに投げる。毎回その繰り返し。
その結果、政府の借金は1000兆円を超えるという始末
また、東京オリンピックが終わった後は、負の始末はのらりくらりとかわして終了
最後に
新国立競技場については、作る前からすったもんだがあり、作っている途中でも、見積もりより大幅に経費が上乗せされる問題が出ました。
そんな施設を強行して作った人たちは、今頃どう思っているのだろうか?
そして、最終的に自分の金ではないし税金なのだからと、こういった無駄なことができるのだと思います。
ということで、新国立競技場は今後どうなるかは、見守るしかないと思います。
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