日本人は投資したがらない
今でこそインターネットが普及して、株などに投資する人は増えたと思います。
それでも他の先進国などと比べると、日本人は投資したがらない人が多いといいます。
その理由は「投資は悪いこと」などと認識されているからです。
また、小さなころから働いてお金を稼ぐことが善で、投資などでお金を稼ぐことは、悪だと教えられているからです。
その証拠に、周りの人に投資しているか聞いてみれば、結果は明らかだと思います。
投資は危険で儲からない
その結果とは、ほとんどの人が投資していないというと思います。
それは、上記にも書いたように、投資は損する、投資は危険、投資は儲からないなど、そのような認識が根底にあるからです。
そこで、投資などせず貯金した方が、安全だと思う人が多いのだと思います。
結局、日本人は横並びが好きで、周りが良いというものは良いし、周りが悪いというものは悪いとなってしまいます。
そして、投資=儲からない=悪いとなってしまうのだと思います。
車やマイホームも投資だと思います。
日本人は、簡単に車を買ったりマイホームを買ったり、そんな人が後を絶ちません。
それは、車やマイホームを持つことは、日本人にとって「ステータス」で、それが世間的に信用や信頼に繋がるからです。
しかし、車やマイホームを買うことも、ある意味投資だと思うのですが、そのことを投資だと理解する人は少ないと思います。
そして、車やマイホームに投資したとしても、ほとんどの場合は、買値よりも価値が下がることになると思います。
同じ投資なのに善と悪に分かれてしまう。
株に投資して株価が下がると、株は儲からないもので悪いとされてしまいます。
しかし、車やマイホームの価値が下がったとしても、それは当然のことで、当たり前のことだとされます。
株も車もマイホームも、払うお金の価値としては同じだし、同じ投資だと思います。
しかし、損をしたり価値が下がったりすると、株は悪いことで、車やマイホームは悪くないと認識されます。
もちろん、車やマイホームは使っていれば、自然に老朽化しますので、価値が下がるのは仕方がないと思います。
それをいえば、株は会社の業績次第で下がることもあれば、配当落ちなどがありますので、株価が下がるのも仕方ないといえます。
日本人の悪い癖
特にバブル期を経験していたり、知っていたりする人は・・・
バブル期に羽振りが良かったけど、バルブ崩壊後に沈んでしまったという人を、多く見ていると思います。
そういったことなどがあり、投資は儲からないとの認識する人は多いと思います。
そして、投資することが悪いと横並びで考えるのは、日本人の悪い癖だと思います。
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