2000万貯めれば将来安泰の時代
今から40年ぐらい前の日本の話しで、日本の銀行の定期預金の金利は、今では考えられませんが「10%」程度あったといいます。
そして、私の両親が50歳前後のころは、銀行の定期預金の金利は、上記の10%までは行きませんが、確か「5%以上」はあったと記憶しています。
そこで、一生懸命働いてコツコツ貯金して、定年退職するまでに「2000万程度」貯めて銀行に定期預金すれば・・・
定期預金の金利で年100万の収入とプラス年金で、優雅とまではいかないと思いますが、そこそこ安定した老後を過ごせるといわれていました。
安定=一生働き続けること!?
しかし、今となっては、銀行の金利はほぼないに等しく、年金の支給額も下がる一方です。
要は、いくら老後に安定を求めたところで、今となっては、安定の「あ」の字も存在しないということだと思います。
もちろん、多くの貯金や資産などを持つ人は別ですが、世間一般の多くの人は、それほど多くの貯金もなければ資産もないと思います。
そこで、老後に安定を求めるなら定年退職後も働き続けるといった感じで、相応の老後資金を築くまでは、一生働き続けるしかないと思います。
多くの人はお金に対して受け身!?
お金は使ってこそ価値があるものだといわれます。
しかし、お金を使ってばかりではお金は一向に貯まらず、そして、いざ多くのお金が必要になったときには、お金を借りるか破綻するしかなくなってしまいます。
そこで、普通の人は、お金を借りたり破綻などしたくないと安定を求め、せっせと貯金に励むことになります。
しかし、そういった安定を求めると、今度は、お金を使うことではなく貯めることが目的となってしまい、常にお金に対して受け身になってしまいます。
お金持ちは常に攻めの姿勢
そして、お金に対して受け身になると、株や不動産などの投資をすることはなく、自己投資といわれる「資格取得」や「語学を身に付ける」などに対しても投資すことをしません。
すると、お金が増えることもなく、キャリアアップすることもなく、年齢と共に先細りする一方になります。
それをスポーツの野球やサッカーで例えるなら、先行している1点を守りきるために、守り固めばかりに気を取られてしまい、攻めの姿勢がなくなってしまうということです。
その逆に、お金持ちといわれる人たちは、1点取ったらさらにもう1点取るぞ!と考える人が多く、そのことでお金をさらに増やすことになるそうです。
安定した人生は詰まらない!?
私も常に安定を求めてしまう性格なので、いろいろな意味で、もう少し攻めた人生を送りたいと思うのですが・・・
しかし、頭では攻めたいと思っていても、心では守りに入ってしまうという、何とも情けない状態というか人生となってしまっています。
なぜ、私が安定を求めてしまうのか?それは、安定していることが楽だからです。大きく上に行くことはないけど大きく下に行くこともない、それが安定ということです。
そして、安定は楽な一方で、それが良いのか悪いのかは別にして、大きくブレることがない詰まらないというか物足りない人生だと思ってしまうのはなぜなのでしょうか?
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