身近にセミリタイアした人がいない!
私の周りを見渡してみると、セミリタイアした人っていないんですよね。それとも、セミリタイアしたことを隠しているのでわからないとか?
もちろん、定年退職でリタイアした人はたくさん知っていますが、40代とか50代とかでセミリタイアした人は、私の身近にはいませんし知りません。
それって、なぜなんでしょうか?どうしてなんでしょうか?
そこで、いろいろ理由を考えてみると「世間体(せけんてい)が悪い」というのが、大きな理由の1つだと私は思っています。
無職などは批判する格好の餌食!?
私の親や親戚や知り合いなどの話しを聞くと、出てくる話題の多くが、誰がどんな仕事をしているかということです。
それは例えば、Aさんは公務員をしている。Bさんは家の仕事を手伝っている。Cさんはバイトをしている。Dさんは無職で仕事をしていないなど・・・
とにかく、知り合いや世間の多くの人は、自分の周りの人たちが、どんな雇用形態でどんな仕事をしているのかが、とにかく気になるらしく・・・
そして、正社員ではない、無職やバイトやパートなどの人のことを差して、あからさまに批判しています。
無職などが批判される内容
その批判している内容とは「何で働かないんだ?」「無職で毎日何をしてるんだ?」「いい歳してバイトとか恥ずかしくないのか?」など・・・
また、働き盛りの30代や40代やにも関わらずバイトで収入が少なく、そのため親と同居している人を差して・・・
いつまでも親のスネをかじっているとかダメだろ!などと、そんなことを陰でいっています。確かに、言いたいことというか言っていることは、理解できるしわかります。
ただ、人それぞれいろいろな事情や理由などがあると思いますので、無職やバイトなどはダメで正社員だけが認められるというのは、少し違うのかなと思います。
最後に
日本では、60歳まで働くのが当たり前のことで、それをしない人は「ダメ」のレッテルを貼られてしまいます。
とにかく、世間の考えは「働いてない人は許せない!」「働くのが当然だ!」ということで、働くことが「善」で、働いていないことが「悪」になってしまいます。
その2つの善悪で、悲しいかなその人のことが判断されてしまいます。
そして、セミリタイアして働いていない、もしくは働きが少ない人を差して、世間では「悪い」となってしまうのが、今の日本の世間体だと思います。
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