ますます広がる格差
ますます広がる日本社会の格差
そのような中で、その日暮らしを強いられる、年収100万円程度の人たちは、過酷な環境下で暮らしています。
そして、仮に失業しても家さえ失わなければ、生活を立て直すことは可能だといいます。
しかし、ネットカフェ暮らしや車中泊などで住所不定だと、そこから這い上がるのは困難だといいます。
いわゆる「ネットカフェ難民」(ネカフェ難民)とか「車中泊難民」と呼ばれる人です。
その一例が、以下になります。
介護離職で車中泊難民へ
日雇いの仕事で、日々の生活を凌ぐSさん(男性・50代)
正社員として勤めていた自動車工場を、母親の介護のために離職しました。
そして、母親の死後は25万円で購入した、中古の軽バン(軽自動車)で暮らしています。
愛車の軽バンでは、家財道具と母親の遺骨を積み込んだ車上生活、この夏は2度も熱中症になりかけました。
そして、公園の水道は風呂代わりにも、飲料にもなる生活必需品です。
日雇いの年収は100万円程度
猛暑日の夜は、道の駅の障害者トイレにタオルを敷いて、寝たこともありました。
また、日雇いには波があり、収入は10万円に満たない月もあり、年収は100万円程度
節約のため1箱のカロリーメイトを、朝・晩の2回で分けて食べたり・・・
ドラッグストアの格安菓子パンを食べて、ガソリン代を確保する。
不衛生な環境での生活で虫歯が悪化しており、慢性的な歯痛に悩まされている。
生活保護の申請は却下
生活保護の申請をしましたが、もう一度ハローワークへ行って、それでダメならまた来い!と門前払い
それ以降、生活保護の申請には、行ってないといいます。
そして、50代にもなると仕事の幅は狭まり、選べる仕事は限られると思います。
さらに車中泊で住所不定となると、上記のSさんのように日雇いぐらいしか、働く方法はないと思います。
また、日雇いになると毎日働けるわけではなく、収入は不安定になると思います。
まずは住所を得ること!
そのことで収入は少なく、家を借りたくても借りられない。
そうなると、生活を立て直したくても日雇いでしか働けず、悪循環が続くことになります。
その状態から抜け出すには、無理してでも家を借りることだと思います。
そして住所があれば、日雇いよりはマシな仕事を得ることができると思います。
そこで、本気で生活を立て直したいと思うなら、まずは住所を得ることだと思います。
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