50歳男性の4人に1人が未婚
50歳までに一度も結婚したことがない人は増え続け、男性では約4人に1人となっている。
中でも、親元を離れず子ども部屋に住み続ける、中年男性を指す「子ども部屋おじさん」という言葉が…
さまざまな媒体で使われ、ネット上での流行ワードになっている。
そして、40代のTさんもそのうちの一人で、実家で70代の両親と暮らしています。
居室は、幼少時からの子ども部屋
80年代のファミコンソフトや攻略本、90年代のシングルCDなどが並んでいる。
就職するもすぐに辞めてしまう。
Tさんは大学卒業後、パソコン部品の販売会社に就職するも25歳で退職してしまう。
以来、この部屋でアダルトゲームを製作し、ネットで販売している。
そして、日雇いのアルバイトも含めて、現在の年収は「100万円」ほど。
それでは一人暮らしは難しく、生活費も現役で働く父親(70代)に頼らざるを得ない。
それでも両親はTさんに対して、出ていくようにいったことは一度もないという。
また、母親が購入して畳んで用意してくれる、ネクタイとワイシャツ姿で暮らしている。
今後も実家に住み続けたい
Tさんは、これまで女性との交際経験はなく、もし結婚することがあっても、実家に住み続けたいと考えています。
それは、家賃が浮くというのもありますが、あまり出たくないと話しています。
さらに、将来についても実家からは出ない。最期の瞬間まで、この部屋にいるんだろなと思っていると語る。
そこで思うのは、親に至れり尽くせりしてもらっていれば、実家にいたいと思う気持ちが強くなると思います。
ましてや、仕事をしてもすぐに辞めてしまい、現在の収入も少ないので…
実家にいたいと思うのは、当然の成行というか考えになると思います。
全ての人が甘えてるは違うと思う
実家に住んでいると、大抵の場合は「甘えている」などといわれることになります。
また、40代とか50代の高齢になってまで、親に甘えているのは、世間一般でいえば「悪いこと」だとされています。
それは、親から離れて独立することが、良いことというか、当たり前のことだとされているからです。
とはいえ、親が良いと考えているなら、子供が実家に住み続けてもかまわないと、私は個人的に思います。
むしろ、実家に住み続けることを悪いとする方が、私は違うのかなと思います。
とはいえ、一から十まで親に甘えきってしまうのも、私は違うと思います。
最後に
それは、上記のTさんのように、ご飯の用意から洗濯まで、さらに服の用意まで親にしてもらっているのは…
違和感があるというか、そのぐらいは自分でするべきだと思います。
その理由は、親が自分のことを一生面倒みてくれるわけではないからです。
そして、親が亡くなったときに、改めて自分の生活を立て直そうとしても、年齢的なことなどで遅い場合もあります。
そこで、実家に住み続けることは、私は決して悪いことだとは思いません。
しかし、親に甘える前に自分の将来設計を、事前にしておく必要があると思います。
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