行列で有名!?クリスピー・クリーム・ドーナツ
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」と聞けば「行列のできるドーナツ屋さん」として、多くの人の知られる存在だと思います。
しかし、ここ数年は人気に陰りが出て、行列ができることもなく一時の勢いをなくし、閉店する店舗が相次いでいるといいます。
クリスピーが日本に上陸してかれこれ10年になるそうですが、10年も経てばどんな味でも飽きられてしまうということなのでしょうか?
しかし、状況はそうではなさそうです。
甘いしか印象の残らないドーナツ
これは悪口になってしまうのですが、知り合いが人気絶頂期のときに、1時間待ちをしてクリスピーでドーナツを買うも、あまりおいしくなかったと言っていました。
その理由は「値段が高い」「甘過ぎる」「油分が多くコッテリし過ぎている」というものでした。そして最後に「並んでまで買うようなものじゃないね。」とも言っていました。
ちなみにその知り合いは、それ以降クリスピーでドーナツを買ったことは、一度もないと言っていました。
そして、その言葉を裏付けるかのように、閉店する店が相次いでいるということです。
流行商品は飽きられるのも早い!?
実際、私はそのドーナツを食べたことがありませんので、どのような味をしているのかわかりませんので何ともいえませんが、単なる「流行商品」だったということなのでしょう?
それは過去に、ティラミス、ナタデココ、生キャラメル、パンケーキなどの流行した食べ物と同様に、一時は流行るものの、その流行も1年も経てば飽きられてしまい、あまり見向きもされないということだと思います。
要は、言葉悪いですが、1度食べたらそれで十分満足するみたいな。そんな味なのでしょう。
そして、結局のところは「ミスタードーナツ」のような、安くてオーソドックスな味の店が最終的に残るのだと思います。
飲食業で10年生き残れるのは1割!?
クリスピーの失敗は、上記にも書いたように、まずは「値段が高かった」ということ。
そして、本家アメリカの味を日本人好みにアレンジしないままに提供したため「甘いだけのドーナツ」との印象が強く残ってしまい、1度買ったらもう二度と行かないといった客が多かったのではないでしょうか?
飲食業は、とにかくリーピーターありきですので、一度でも客にダメのレッテルを貼られてしまうと、その客は二度とその店には行かなくなります。
飲食業で、10年生き残れるのは1割程度だと世間では言われていますので、飲食業がいかに難しい商売かということが、クリスピーの状況を見るとわかると思います。
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