学歴社会について
私が、新卒で就職活動をしていたときは、今と違い学歴社会はまだまだ残っていました。
それは、有名な大手企業ともなれば上位の大学でないと、書類審査で落とされることはザラで普通のことでした。
もちろん下位の大学でも、例えば英語を話せたり上位の資格を持っているなどがあれば、書類審査に通ることもあったのですが・・・
それでも上位の大学にはかなわない、学歴社会が横行していた時代でした。
今でも学歴社会は続いている?
しかし、現在は誰でも大学に行ける時代になり、嘘か本当かは不明ですが、自分の名前が書けさえすれば入れる大学もあるそうです。
しかし、私が大学を受験するときは、下位といわれる大学でもそれなりの学力がなければ、大学には入れませんでした。
そこで、今と私が就職活動していたときと比べると、学歴社会のフィルターは外されている感が強いと感じています。
とはいっても、東大や京大などの上位の大学出身だと一目置かれるのは、当時となんら変わっていないような気もします。
そこで、高学歴は社会で生き抜く大きな武器なるのは、今も昔も変わらないと思います。
高学歴はプライドが高い!?
そのことを知ってか知らずか、高学歴の人にありがちな「あるある」があると言います。
それは「プライドが高い」ということです。
もちろん、高学歴の全ての人がプライドが高いのかといわれればそうではなく、往々にしてプライドが高い人が多いということです。
そこで、その高いプライドが邪魔をして、人生を狂わせることもあると言います。
高学歴のAさんの場合
ある有名大学を卒業したAさんは、大卒後に父親のすすめである中小企業に入社しました。
しかし、入社したその中小企業は、高卒や大卒といっても、いわゆる3流とか4流とかいわれている大学を卒業した人ばかりで・・・
そこで「何でこんな程度(学歴)の低い人たちと一緒に仕事をしなければならないのか?」と、常に疑問を抱きながら仕事をしていたそうです。
それから数年後のあるとき「こんなところでは働いていられない!」と、高いプライドが邪魔をして会社を辞めてしまったと言います。
そこからは、高いプライドのせいで仕事を転々とする生活が続き、最終的に40歳を過ぎて年収300万に届かない、臨時講師の仕事をしているそうです。
高すぎるプライドは邪魔でしかない!?
私が就職活動していたときは、学歴がないことで悔しい思いを何度もしました。それは学歴一つで、人生が大きく左右されることもあったということです。
そして、ときにはプライドを持つことも必要だと思います。
しかし「プライドだけでは飯は食えない」といわれるように、無駄に高すぎるプライドは、返って人生の邪魔になるときもあると思います。
そして、必要以上に高いプライドは、人生を不幸にすることもあるということだと思います。
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