年収1500万だった元外資系広告マン
創業86年になる、高円寺の銭湯「小杉湯」
38歳の菅原理之(ガースー)さんはこの9月、そんな老舗銭湯への「転職」を決めた。
前職は、外資系広告代理店のプロデューサー
社員の数は約1万人から3人に、年収は今までの1500万円から半分になった。
しかし、ガースーさんは、充実しているという。
そして、外資系広告代理店で「ゲームのようにレベルアップしている感じ」のキャリアを築いていたガースーさん
仕事に対する違和感
銭湯に転職することになった理由は、30代の半ばに感じた悩みだった。
その悩みとは、お客さんの上司が変わったから方針が変わってしまうとか。
こうしたら広告賞が取れるという代理店の方針とか。
また、収入と責任が増えるにつれ、積もっていく違和感
そんな折、趣味で入っていたサウナのオンラインサロンを通じて、たまたま小杉湯でイベントをすることになった。
そこで、ボランティアで働くガースーさんを見て、声を掛けてもらったのが、銭湯で働くきっかけになったという。
銭湯に入社する。
銭湯というビジネスモデルはおもしろいと考えるようになり、ついに入社を申し出ることに。
前職の仲間からは「わけが分からない」といわれる決断だった。
それでも、今の仕事が最高だと思うなら、それが一番幸せなことだと思います。
むしろ、最高だと思える好きな仕事をしていて、羨ましいとさえ思います。
そして、私の銭湯の思い出といえば、小さい頃に住んでいた家には風呂がなかったので、銭湯に行っていました。
そこでの記憶は「ルールが面倒」という印象です。
ルールが面倒な銭湯
そのルールとは、例えばお湯が熱くても水を入れてはいけない。お湯の中にタオルを入れてはいけない。
風呂から上がるときは、きちんと体を拭いてからではないと、出てはいけないなど。
今思えば、当たり前のことなのですが、子供のころはそういったルールが面倒だった。
なにより大人が幅を利かせていて「子供は邪魔だ!」みたいな雰囲気が嫌だった。
また、銭湯って小さい割には人が多くて・・・
無言のプレッシャーと受けるいうか「早く出ろ!」と、せかされている感じが強くて、全くくつろげなかった。
正直銭湯は好きではない。
そんな子供のころの印象が強く残っているので、正直な話しをすると銭湯って好きじゃない。むしろ嫌い。
逆に、大きな浴場がある温泉とか、空いている温泉とか、サウナとかは好きです。
また、銭湯って今はどの家にも風呂があるので、儲る印象が全くないので、なぜ成り立つのか不思議でならない。
ちなみに、小さいころにあった数軒の銭湯は、今はほとんどが潰れていて、残っているのはわずか1軒のみです。
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