下流老人とは?
下流老人とは、生活保護相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者のことをいいます。
そして、下流老人とは文字通り、普通に暮らすことができない下流の生活を強いられている老人を意味します。
例えば、スーパーで食べたい物を買えず、見切り品などの安い商品を選んで買う。医療費を払えず病院に行けない。夏の暑い日にも関わらず、エアコンを使わず我慢するなどです。
それは、収入もしくは貯蓄が少ないためで、まともな生活を送るのもままならない下流老人といわれる人たちが最近増えているといいます。
下流老人に転落してしまった5つの例
なぜ下流老人に転落してしまったのか?その5つの具体例としては・・・
・大病になってしまった。
・親の介護が必要になった。
・離婚した。
・年金未納で年金をもらえない。
・借金がある。
上記のような理由などで、下流老人に転落してしまったといいます。
そして、上記の理由を見ると、下流老人に転落する可能性を予期できたこともあれば、予期できない仕方がないこともあると思います。
老後のことまで気が回らない!
日々の生活に一杯一杯で、老後のことまで考えていられない!という人も多いと思います。
しかし、老後は誰にでもやってくることですので、事前に老後の準備をすることで、老後の不安を少しでも解消できると思います。
そして、下流老人に転落してしまった人の多くは、その事前準備を怠ってしまった人だといわれています。それだけ、老後のための事前準備は大切だということです。
それを上記の5つの例で例えると、大病は、健康管理をしっかりとすれば防げた可能性があるし、年金未納は払えばいいだけ、借金もしなければいいだけの話しだということです。
最後に
しかし、いくら将来的のことに備えても将来を見通すことはできず、例えば、将来的に年金の支給額は減らされ、年金の受給年齢は上がる可能性があると思います。
そうなると、下流老人になる人が今後増々増えてしまうのではないかと危惧しています。そして、生活保護を受ける人が、今以上に大量に増えることになります。
ただし、将来のことを見通すことができないと何もしないよりも、将来の老後のことを予期して備えることが、下流老人にならないためにもある程度必要だと思います。
それは、今の生活を一番に大切にしつつ、将来のことも考えて行動することが大切なのではと思います。
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