不正販売が横行していたかんぽ生命
最近話題のかんぽ生命(かんぽ生命保険)について、なぜ最近話題になっているのか?
それは、かんぽ生命で保険の不正販売が横行していた事実が、明るみになったからです。
それは、かんぽ生命というブランドというか、信用されていることを利用して・・・
顧客に無断で契約書類を作成したり、保険の契約を短期で書き換えるなど、そんな不正をしていたそうです。
そして、無断で契約書を作るなど、私文書偽造になると思うので、立派な犯罪だと思います。
保険の契約を短期で書き換えるとは?
上記の「保険の契約を短期で書き換える」とは、一体どういう方法なのか?
それは、保険の契約に際して、例えば被保険者をB(子供)にして、支払いはA(親)がする契約をします。
さらに契約を取りたいので、今度は被保険者をC(子供)にして、支払いはA(親)がする。
しかしそうなると、Aの支払いが多くなってしまうので、Bの契約は解約する。
これを局員の間では「ヒホガエ」といっていたそうです。
契約者にはデメリットしかない
特に、契約者の家にお金がない場合は、上記のヒホガエを促していたそうです。
そして、かんぽ局員はBの契約とCの契約について、手当がもらえる方法になります。
また、契約したAに支払われる返戻金は・・・
Bを途中解約したことで、満期に比べると少額しかもらえないことになります。
それは、かんぽ局員にはメリットがあり、契約者Aにはデメリットになる、そんな契約だということです。
かんぽ生命でパワハラが横行
また、営業成績が悪い局員は、研修会に強制参加させられたそうです。
そして「足を引っ張ってんのはオマエや。土下座せえ」とか「各局に行って頭下げてこい」などと言われるそうです。
また、飲み会の場では「給料泥棒」とか「地方に飛ばすぞ」と叱責(しっせき)された人もいたそうです。
そして、入社時の指導担当者から、毎日のように成績をチェックされ「俺が育てた中で一番のクズだ」と罵倒されたそうです。
また、職場では「今日のばあさんは良い人だから、何とか言いくるめてきたわ」などの会話が平然と飛び交い・・・
上司からは「相手はカネだと思え。下手な同情はいらない」と言われたそうです。
最後に
かんぽ生命といえば、郵政民営化で組織された会社になります。
そして、元国営企業ということで、内情は公務員ような扱いだと、私は思っていました。
公務員のような扱いとは、営業ノルマなどはなく、営業成績に関係なく・・・
頑張って営業しています!という、スタンスさえ見せていれば、普通に給与がもらえて、仕事は安泰みたいな。
そんな感じだと思っていたのですが、内情は違っていたようですね。
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