引きこもり主婦の実態
夫や子ども、兄弟姉妹など近しい家族以外と交流することなく…
社会的に孤立している状態にある「ひきこもり主婦」が、近年、増加傾向にあるといいます。
他者とのコミュニケーションの煩わしさは理解できますが、なぜ彼女たちは、自分の家という殻に固執し、閉じこもるのでしょうか。
長野県に住む「Kさん」(30代・主婦)
Kさんは、同じ会社で働いていたご主人と27歳で結婚。
それと同時に仕事を辞めてから、ほぼ家から出ることなく過ごしているといいます。
友達に合わせるのに必死だった。
学生時代まで、友達は普通にいたんです。
学校帰りに、地元で人気のあったラーメンを食べに行ったり、文化祭のあとは、みんなでファミレスに行って騒いだり。
社会人になった頃かな。いわゆる子どもっぽい人づきあいがひと段落したら、ラクになったんですよね。
それまでは、周囲から浮かないように、いじめられないように…
そんな不安から、友達に合わせるために、必死になっていたというKさん。
会社に入ってから味わった「仕事をしていれば文句を言われない」環境に、ほっとしたといいます。
イベントゼロの会社
夫と私が働いていた会社は、社長の意向もあり…
いわゆる、会社主催の飲み会や社員旅行、懇親会といった、人づきあいのスキルが必要になるイベントがゼロだったんです。
出社してタイムカードを押したら無言で席へ。
お昼はお弁当を作っていき、本を読みながらひとりで黙々と食べていました。
もちろん、夕刻は定時退社。
誰かの相手をほぼしなくてよかったので、すごく幸せでした。
家から出ないで困ることはない。
結婚を機に退職したのですが、それ以降、外に出掛けることは、月に一度あるかないかです。
そして、夫や子どものためにごはんを作ったり、テレビを見ながらぼ~っとする毎日は、まさに天国です。
買い物は生協やスーパーの宅配サービスを利用。
服はすべて通信販売で購入。
読みたい本があればネットでダウンロード、家から出ない生活で困ることはひとつもないといいます。
本当なら、ママ友を作ってわいわい楽しむのが、母として正しいんだろうなと思うこともあります。
でも、無理して疲れてしまって、夫や子どもに迷惑をかけるのはイヤなんです。
最後に
上記を読むと、休日に引きこもりることが多い私は、共感する部分が多いです。
例えば、会社の飲み会とか社員旅行とかの無駄な付き合いって、本当に嫌というか言葉悪いですが地獄です。
また、私は人付き合いが苦手なので、本音をいえば会社に行きたくないし、一人で過ごす時間が好きです。
ですので、引きこもることができるKさんのことが、凄く羨ましく思います。
そこで、引きこもり主婦などというと、世間からすると、悪いことをしているようなイメージですが…
家事や育児など家庭のことをしっかりとしているなら、特に問題ないと私は思います。
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