ノーベル賞を受賞した経済学者からのアドバイス
豪邸は大いなる無駄遣いだと、ノーベル経済学賞を受賞したイエール大学のロバート・シラー教授は、ウォール・ストリート・ジャーナルに語った。
テクノロジーの普遍性が、私たちの豪邸に対するニーズに取って代わった。
そのようにシラー教授は指摘し、一般的に家を買うことは素晴らしい投資ではないという。
それでも多くの人が、大きな家は成功の証と見ている。
どれだけ稼いでいるかにかかわらず、収入を超えない生活を送ることが、長期的な財産を築く可能性を上げる最良の方法の一つだ。
広いスペースは必要ない
寝室がいくつもあるような豪邸は、まさに成功のイメージかもしれないが、豪邸を買うことは、お金の無駄遣いだ。
人々は家に対して、いまだに19世紀と同じような考え方をしている。
近代化するにつれ、わたしたちはそれほど広いスペースを必要としていない。
それは、テクノロジーが私たちの生活にあらゆる面でしみ込み、広々とした家に対するニーズに取って代わったから。
例えば、私たちに大きなキッチンは必要ない。あらゆる種類の料理を注文できるデリバリーサービスがあるからだ。
日本のマイホーム神話
地下に作業場も必要ないだろう。
税金に関する情報を保管しておくための整理棚を持っていたかもしれないが、今では全て電子化されているため必要ない。
大量の本を読む人のための本棚も、今では電子書籍があるため必要なくなった。
そして、日本にも未だにマイホーム神話が残っている。
それは、マイホームを持つことで、社会的地位を獲得できることが一つにある。
マイホームのメリット
もちろん、マイホームを持つことで、社会的地位が得られることもあると思います。
例えばマイホームを持つことで、信用を得られることがあります。
それは、マイホームを持つことで、周りからの信用を得たり、信用があることで、お金を借りるときもできます。
また、老後の住まいの心配がいらない、お金がないとき売却すれば、現金が手に入るなどのメリットがあります。
しかしその一方で、マイホームを持つことのデメリットもあります。
マイホームのデメリット
マイホームを持つことのデメリットは、購入後は税金や修繕費などが掛かる。
そして、住んでいる家が気に入らないなどあり、賃貸なら引っ越すことも可能だが、購入したとなると引っ越すことは難しい。
また、一度購入してしまうと、購入額と同じ額で売ることは難しく、ローンを組めば生活を圧迫する可能性がある。
とにかく、家を買うということは、メリットがある代りに、相応のデメリットもあるということです。
さらに、分不相応の大きな家を買うことは、それだけデメリットというか、リスクも大きくなる。ということだと思います。
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