写真家の夢を目指す
六畳一間のアパートで、疲れきった表情で呟く男性がいた。
森本孝さん(仮名)39歳、無職歴9年
10代の頃から写真家を目指し、写真の専門学校を卒業後、アマチュアカメラマンとして活動
アシスタント業や投稿写真を中心に、ひたすら夢を追いかけ続けた。
しかし今、彼の手元に、カメラはない。
夢のカメラを売るって…
20代の頃はアマチュアとして、月5万円程度の稼ぎ
その他は、派遣や登録制のアルバイトで、食い追いでいました。
けれど年を重ねるたびに生活は苦しくなる一方で、愛用のカメラも売り払ってしまいました。
現在、収入はゼロ
成り行きで同居した女性(20代)の収入に頼り、住宅補助を受けながら生活を続けている。
無職が長く正社員になれない
30歳をすぎ、結婚を機に一度は夢に区切りをつけた。
しかし、正社員の職に就くことなく、バイトや派遣職を転々としてきた。
カメラマンの仕事の話がいつ来てもいいように、すぐ動けるように、正社員の道はあえて避けてきました。
でもいざ社員としての職を探そうとすると、なぜ今まで無職だったのかと、経歴を突っ込まれてしまう。
経済的に苦しい状況を説明しても、ことごとく不合格
夢を追い続けたのは自分への誇り
昨年には生活保護も切られ、妻と幼い子供とは離れ離れに。
そして、単身行き着いた場所は、ホームレス生活だった。
世間的に「甘すぎる」と言われるかもしれない。
しかし、一つの夢を長年追い続けられたということが、自分への誇りになっていると、本人は語っています。
現在は求人を求めて、都内を自転車で走り回る生活が続いている。
夢を持つのは良いと思いますが…
夢を持つことは良いことだ思います。
しかし、自分が不幸になるような夢を追い続けるのは、どうかと思ってしまいます。
それでも、やり続けたいと思う夢なら、やり続けるのもアリだし良いと思います。
しかし、上記を読むと、夢の誇りであるカメラを売ってしまったり、生活が苦しいのに女性と同居したりで・・・
写真家になることが、本当にやり続けたい夢だったのかと、少々疑問に思ってしまいます。
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