日雇い派遣の悲惨な状況
日雇い派遣とは、日々働く職場が変わり、どんなに遠い派遣先でも一切交通費は支給されず、日給(時給)自体も安く働かされる雇用形態になります。
そして、日雇い派遣の全てが悪いのかといわれれば、そうとも限らないと思いますが・・・
しかし、世間一般に日雇い派遣の待遇などは、悪いと思っていれば間違いないと思います。
なぜそのようなことがいえるのかというと、それは私自身も日雇い派遣をした経験があり、悲惨な状況を理解しているからこそ、日雇い派遣は悪いといえます。
日雇い派遣の雇用形態とは?
日雇い派遣の雇用形態とは・・・
派遣労働者のうち、1ヵ月未満の雇用契約で働く者を「短期派遣(労働者)」、1日単位の雇用契約で働く者を「日雇い派遣(労働者)」といいます。
日雇い派遣は、派遣会社に登録して、登録した派遣会社から1日単位で雇用され、派遣先で働いて、そして1日単位で給料を受け取る働き方(システム)になります。
日雇い派遣をする目的
私は、日雇い派遣は、あくまでも次の仕事までのつなぎであって、本業とは別に給与の足しにするための副業的な仕事だと思っています。
それは、日雇い派遣はメインの仕事にはならないということです。
しかし、正規の仕事がなく定職に就けない人たちなどは、日雇い派遣の仕事で食いつなぐしか方法はなく・・・
そして、日雇い派遣の安い給与や待遇などに甘んじて、仕事がないので仕方なく続けているといった状況になると思います。
現状の労働環境
今や「非正規」(日雇いや派遣など)は、全労働者の「4割以上」を占め、労働環境は年々悪化する一方になっています。
そのような中で、仕事がない状況が長く続くことで、貯金も底をつきそうな状況になってしまうと・・・
生活費を得るために、簡単に雇ってもらうことができる日雇い派遣のような仕事に、どうしても手を延ばしてしまう現状があると思います。
そして、日雇い派遣などの非正規の仕事を続けることで、増々貧困になる傾向が高くなると思います。
最後に
日雇い派遣という働き方も、人によりアリかナシかいわれればアリだと思います。
しかし、日雇い派遣のような働き方があることで、現状の雇用環境が悪い状況に進むなら「廃止」もしくは「見直し」を検討すべきだと思います。
そもそも、雇用が安定しない日雇い派遣の方が、雇用が安定している正規労働者よりも、給与が良くならなければならない、もしくは同等になるべきだと思います。
それをして、正規労働者の方が給与が良い逆転現象が起こっていること自体が、雇用環境を悪化させている原因の1つだと思います。
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