風俗嬢として働く
過去に風俗嬢の仕事をしていたAさん。元風俗嬢のAさんは、当時は大学生で、内定先も決まっていたと言います。
またAさんは、一見すると普通の女子大生で、清楚ないで立ちをしていると言います。そんな彼女が、なぜ学生時代に風俗嬢をしていたのか?
それは、父親がリストラされ職を失ってしまったからで、学費が払えず風俗嬢として働いていたそうです。
またリストラされた父親は、仕事を転々としていて実家の家計が厳しく、風俗嬢をやりながら自分の学費以外に、家族に仕送りもしていたそうです。
バイトでは学費までは払えない!?
もし風俗嬢ではなく、普通にバイトをしていたら?
バイトの時給は、1000円程度だと思いますので、1日8時間で時給1000円で働いたとすると、1日で稼げる額は8000円で、そこから税金などが引かれます。
さらに学生ですので、毎日バイトというわけにはいかないと思いますので、毎月稼げるのは頑張っても、10万超える程度だと思います。
そこから年間100万の学費、それに加えて一人暮らしで掛かる、家賃や食費や水道光熱費などの生活費などを払うと・・・
公的機関から奨学金を借りたとしても、生活はギリギリで普通のバイトでは、仕送りまでは家族にできないと言います。
そこで、仕方なく選んだのが、風俗嬢の仕事だったそうです。
元風俗嬢が会社にバレる。
その後、大学時代に決まった内定先に就職しましたが、元風俗嬢ということが会社にバレてしまい、会社に居ずらくなり会社を辞めてしまう。
その後、会社を辞めてからもう一度風俗嬢に戻るも、風俗嬢をしている自分の将来が不安になってしまい、メンタルを壊して風俗嬢も辞めてしまう。
そして、Aさんの現在は無職で、現在は今後の将来のことを模索している言います。
また、Aさんの年齢はもう少しで30歳で、普通に就職するにも職歴がなく厳しい状況で、さらに貯金はほとんどなく、借りた奨学金を返すのも厳しい状況だと言います。
最後に
上記は、ある記事を抜粋して書かせて頂いたのですが、上記を読んで「貧困は自己責任なのか?」と考えさせられてしまいました。
それは、Aさんは普通に就職するチャンスは、何度もあったと思います。
しかし、父親がリストラされたことが全ての始まりで、風俗嬢にならざるを得なかった彼女に対し「全ては自己責任」というのは、酷な気がします。
そこで、貧困のリスクはどこにでも転がっていて、一度つまづくと簡単に貧困に落ちるリスクは常にあると思います。
また、生きていると楽しいことも多いと思います。しかしその一方で、Aさんのように辛い人生を歩まざるを得ない人もいる現実に、悲しくなってしまいました。
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