日本人の平均貯蓄は1000万超えという平均値のマジックと罠

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日本人の平均貯蓄

日本人の平均貯蓄は、少し古いデータになりますが、平成25年度調べで「約1047万」になっています。

そしてその数字をだけ見ると、日本人のほとんどが1000万以上貯蓄していると、勘違いする人も多いと思います。

しかし「中央値」(データーで一番多い数字)で見ると、日本人で一番多い貯蓄額は「700万前後」になっています。

これが「平均値のマジック」ということで、平均だから多数とは限らないということです。

平均値と年収

これと同様なことが「年収」でもあります。それは、サラリーマンの平均年収は、現在「約420万」になっています。

そして、その数字だけを見ると多くのサラリーマンは、年収400万以上あると思いがちですが、実はそうではありません。

実は多くのサラリーマンは、年収300万台以下で働いていて、420万というという年収は、どちらかといえば高い部類に入ります。

これも上記に書いた、平均値のマジックということになります。

作業時間に見る平均値

ある同じ作業を以下の5人に降り分けたところ、以下の作業時間で作業が終わりました。

・Aさん・・・44分
・Bさん・・・44分
・Cさん・・・29分
・Dさん・・・36分
・Eさん・・・47分

作業の平均時間は「38分」でしたので、平均時間の38分が重要だと思いがちですが、ここで重要なのは、平均値ではなく中央値の「35分」になります。

そして、40分以上掛かってしまった作業の遅い人を、いかに中央値の35分に近づけるかが、作業効率を考える上で重要になります。

もちろん一番良いのは、作業時間が一番早いCさんと、他の人も同じ作業時間になることがベストだと思います。

平均は美徳の日本人

なぜこれほどまでに、日本では平均値がもてはやされるのか、それは日本人特有の「平均であることが美徳」との考えだったり精神から来るものです。

それは、平均に適(かな)った人は「善」、また平均に適わなかった人は「悪」という考え方です。

それを上記でいえば、平均貯蓄額が1000万以上の人は善で、1000万以下の人は貯蓄が少ない貧乏人(悪)ということになります。

しかし、例えば貯蓄が1000万ある年収300万の人と、貯蓄は100万ですが年収1000万の人を比べると、後者の方が良いとわかると思います。

最後に

平均値はあくまでも平均値であり、平均値に下手に意味を付けても何の意味もありません。

それは、データのマジックともいえる「平均値の罠」ともいうべく、平均値でモノを語ることで、大きく見せたいがためのマジックだということです。

何がいいたいのかというと、自分は平均以下だからと悲しんでみたり、逆に自分は平均以上だからと喜んでみたり・・・

そんな、平均値だけを見て一喜一憂しても意味はなく、物事は平均値だけでは判断できないこも多いということです。

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