大学への進学は学費が判断基準
大学進学などの進路を決める際、約6割の学生が「学費」を判断基準にしていることが、学生団体の調査で分かった。
また、アルバイトをしている学生は84%で、33%が仕送りや小遣いがゼロだと回答した。
そして中には、大学進学をあきらめて働いている、学費が払えず除籍になった。
また、バイトと勉強で毎日2時間睡眠などの理由で、学費値上げの撤回を大学に要求している。
大抵の人は学費のことより、行きたい大学を選ぶと思うのですが、行きたい大学より学費が安い大学を選ぶ人が多いということです。
簡単には行かない
学費が安くなれば除籍される前に、学費を払えるようになる人もいると思います。
また、高い学費で進学を諦めた人が、進学できるようになる可能性もあると思います。
しかし、大学を運営するには、先生(教授)や事務方への人件費、施設の管理費や修繕費などが掛かります。
そういったことがありますので、学費を下げろといっても、簡単なことではないと思います。
むしろ、学費を下げたくても下げられないというのが、現状だと思います。
学生たちの声
私の妹は絵(イラスト)を学びたいという希望があったけれど、専門学校の学費が高く、母子家庭の収入では支払いが困難だったため、進学を諦めて働くことを決めました。
二部に入ったのは学費の問題。学費が安ければ、もっと可能性があった。
学費を払うために深夜の夜勤バイトをせざるを得ず、体調を悪化させながらも働いている。体調が悪化し大学の授業を休まざるを得ないときもあり、学生生活に支障をきたしている。
バイトを週5で行っており、体力・睡眠時間ともに削られてしまうため、学習時間がほとんど取れない。授業中も眠い、集中できない。栄養ドリンクの量が増えている。
私も学費のことで苦労しました。
私は自費で大学を卒業したので、上記の苦労がわかりますし、学費のことで苦労しました。
ただ私の場合は、実家から通っていましたので、家賃や食費が掛からなかった分、少しは楽だったと思います。
また上記と同じで、私も週5でバイトをしていました。
そのことで、バイトに多くの時間を使っていたので、大学の勉強が疎かになり、そのことを今でも後悔しています。
それは、学生のときに勉強を優先していたら、今とは違った人生になっていたかもと、思うときがあるからです。
最後に
しかし、そんなことを思ってみても、いまさら仕方がないと思います。
それは、タイムマシーンでもなければ、過去に戻ることはできませんので、仕方がないことだと思います。
そこで、学生の本分は勉強だと思いますので、お金のことも確かに大切ですが、優先すべきは勉強だと思います。
とはいえ、お金がなければ勉強もできないというのが、現状になると思います。
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