日雇いで生計を立てる60歳男性
以下、ある記事の抜粋になります。
最近、この先のことを考えると本当に不安になるんです。と力なく笑うAさん。
35歳頃からずっと、日雇いのバイトで生計を立てているというAさんの貯金は、わずか10万円以下。
なぜ25年も定職につかなかったのか?
大学卒業後、伯父の経営する会社で働いていたんですが、伯父が亡くなって会社を畳むことになり、転職した設備会社は経営が傾きクビになってしまって。
一年ほど頑張って就職活動しましたがどこにも採用してもらえず、仕方なくいったん日雇いのバイトを始めたんです。
食費は一食100円以下
そこで「日雇いでも一人なら十分に暮らせるな」と思ってしまったんです。
当時は日雇いの需要が多く体力もあり、月に30万円以上稼げていたというから、そう思っても仕方ないのかもしれない。
しかし、ここ数年は仕事自体の本数も減り体力もなくなり、月に10万円稼ぐのがやっと。
20年近く住み続けているという、家賃2万8000円の風呂なし木造アパートでのつましい暮らしを余儀なくされている。
食費は一食100円で抑えたいので、野菜はキャベツや玉ねぎ、肉は鶏皮や内臓系くらいしか買えません。
ただ、もともと食に興味がなく、酒もタバコも好きじゃない。
孤独死が怖い
性欲も減退してここ10年以上女性にも興味がないし、孤独と貧乏は苦痛じゃないんですよね。
そんなAさんが唯一恐れているのが「孤独死」だという。
就職せずフラフラしてる時期に勘当され、親とは絶縁状態。友達もいません。
人に迷惑をかけないのが信条なので、生活保護も申請したくない。となると、働けなくなる=孤独死ですよね。
でも、腐乱死体になったりしたら、それこそ大家さんに迷惑ですし…
そこで辿りついたのが安楽死という選択だ。
70万円で安楽死できるスイス
スイスには、外国人の安楽死をほう助する団体あり、70万円出せば死体の始末までしてもらえるんです。
この情報を知って安心しましたよ。早くお金を貯めないと!
上記を読んで思ったのは、なぜこうも簡単に死という言葉を発するのかな?ということです。
孤独死して人に迷惑を掛けたくないというAさんの気持ちはわかります。
なら安楽死を選ぶのではなく、孤独にならないようにすれば良いのでは?と思いました。
その方法は、例えば絶縁状態にある親と仲直りして、一緒に住むとか。
楽しく生きよう!
また、老人クラブに入って、友達とか趣味が同じ仲間を探すとか、孤独にならない方法はいくらでもあると思います。
ちなみに老人クラブとは、地域の60歳以上の人が集まり、健康をすすめる活動から社会奉仕などの取り組みを行ってる集まりです。
そして、死のことを考えるよりも、どうやったら楽しく生活できるか。
そういったことなどを考えて生きた方が、生きていて楽しいし、生きる張り合いも生まれると思います。
とにかく、今の生活を楽しくするとか充実するようにすれば、安楽死云々を考えることなどなくなると思います。
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