日経平均株価は25年ぶりの株高
今年の11月6日に、日経平均株価は「25年ぶり」に「2万3000円」を超えて、日本の景気は回復しているといわれています。
さらに、今の日本経済は好景気で、バブル状態だという人もいます。
その25年前といえば、日本経済はバブル崩壊前で、まだまだ景気が良かった時代で、25年前当時と今を比べると、明らかに25年前の方が景気が良かったと思います。
ということは、日経平均株価が25年前の株価を超えたからといっても、本当の意味での景気は回復はしてないということになると思います。
景気は回復している?
巷では、最近人手不足だといわれていて、確かに数年前に比べると人手不足になっていて、景気は回復しているかのように思います。
しかし、景気が回復していると実感している人は、多分それほど多くなく、むしろ少ない方だといいます。
それは、景気が回復しているといわれていても、実際の自分の給与を見ると、大幅に上がっているということはないからです。
そして、契約社員の私自身の給与も数年前と変わりませんし、周りの正社員たちの話しを聞いてみても、定期昇給の分以外での給与アップはしていないそうです。
株高の理由
なぜ、これほどまで日経平均株価が高くなっているのかというと、一例ですが以下の理由があるそうです。
・日銀がETFなどの株を強制的に買っているため
・日本以外の好景気国につられているため
・中国をはじめとする諸外国が、世界中に資金(お金)をばらまいているため
上記のことから、株高になっているのは日本の景気が回復したからではなく、株高により見せかけの景気回復になっているだけだとのことです。
その証拠に上記にも書きましたが、日本の景気が回復していると感じている人は、少ないというのがあると思います。
日本が詰んでいるワケ
今後の日本は、人口が減り社会保障費などの個人の負担が増える傾向にあると思います。
それでも景気が回復していれば、それと並行して収入も増えますので、社会保障費などの負担が増えたとしても、それを補えると思います。
しかし、見せかけの景気回復では、収入が上がる人もいれば逆に下がる人もいて、負担が増えたことで生活が苦しくなる人も多く出ると思います。
その辺を今後どう上手く処理するかが、難しい問題だとは思いますが、今後の日本の課題なのかなと思います。
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