仕事のストレスで早期リタイアを検討
会社員のNさん(56歳)について
定年まであと5年ですが、仕事のストレスで早期リタイアを検討しているそうです。
子ども3人はすべて公立学校と考えており、それぞれ18歳で500万円以上は教育費として積み立てています。
妻(40代)はパートで月5万円ほどの収入ですが、わたしが退職したらフルタイムで働くことに同意してくれています。
私のアルバイトと合わせ、月収30万円程度と想定しています。
Nさんの資産状況など
投資は、日本株1700万円(配当、優待重視)、米国株2000万円(ハイテク株7割)くらいで運用しています。
住居は分譲マンションでローンはなく、資産価値は2000万円くらいあります。
退職金も今すぐ退職しても2500万円くらいあると思います。
他県の実家に老母がおり(父親は施設)、両親の生活費は年金と不動産収入で賄っています。
状況によっては、私のみ帰る可能性もあります。
コストカットが必要
上記を見ると資産的に、奥さんがフルタイムで働いて、Nさんもバイトで働くそうなので、特に問題ないように思います。
ただし、現在の生活費が月46万6000円掛かるそうなので、節約などしてコストカットする必要があると思います。
そして、仮に現在の生活費が46万円として、収入が上記の30万円だとすると、月々16万円の不足で赤字になります。
さらに、奥さんが働くといっても、年齢的にあと15年そこそこだと思います。
そういったことなどを考えると、より多くの節約が必要になると思います。
想定外の出費が必要になることも
また、奥さんがフルタイム、Nさんがバイトで働くといっても、いつまで働けるかは不明だと思います。
さらに、お子さんが3人いるとのことで、今後どうなるかわからないと思います。
例えば、多額に費用が掛かる専門の学校に行きたいとか、海外に留学したとなれば・・・
想定していた学費より、多く掛かることになります。
そこで、学費は払えないと子供に我慢させるのか、親として子供に好きなことをさせるのか、その選択になると思います。
さらに、母親の介護が必要になれば、想定外の出費が必要になる可能性もあると思います。
独身は強い
上記を読むと、セミリタイアやリタイアを考えたとき、やはり独身は強いなと思いました。
それは、独身なら基本的に自分のことだけを考えれば良いので、生活費などを考えると楽だからです。
これが一転して、奥さんがいるとか扶養する親がいるとか、ましてや子供がいるとなると・・・
セミリタイアやリタイアは、一気に難しくなってしまうと思います。
ちなみに私は独身なので、セミリタイアが比較的しやすい状況にあると思っています。
セミリタイア人気ブログランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!