老後の生活費の平均について
老後の生活費について、世帯当たり必要な生活費の平均は以下になるそうです。
・60~69歳の世帯・・・月27万9,718円
・70歳以降の世帯・・・月21万2,508円
また、老後の生活費として、現役世代が見込んでいる生活費は、平均で「月27万円」になるそうです。
ちなみに、私の老後の生活費は「月10万円以下」と考えています。
年金で月27万円支給される世帯は少ない
そこで、上記の生活費の月27万円を例にすると、私が考えている生活費との差は「2倍以上」になります。
ただし、月27万円は「世帯」の話しですので、私一人の生活費と比較しても、少々勝手が違うと思います。
そして、実際の年金で夫婦合わせて、月27万円以上もらっている人は少なく・・・
多くの場合は、世帯主の夫の年金は「月15万円以下」で、そこに妻の年金が加算される感じになるそうです。
また、自営業などの場合には「国民年金」になりますので、支給される年金は「月10万円以下」になります。
最終的に生活保護という考え
そして、足りない生活費などについては、今まで貯めていた貯金などを取り崩して生活することになります。
さらに、貯金などの蓄えがない人は、一体どうするのかというと、それは「生活保護」になります。
そして、生活保護として支給される額は、地域により差がありますが・・・
60歳以上の場合、単身者で「月13.5万円前後」(住宅扶助含む)になるそうです。
ということは、国民年金をもらうよりも生活保護の方が、支給される額は多いということになります。
国は問題を先送りにするだけ
そこで、国民年金など払わずに、生活保護で良いと考える人が多くいます。
それは、真面目に毎月コツコツと国民年金を払ったところで、支給される額は少なく、意味がないとはいいませんが・・・
現状では、不公平であることに間違いないからです。
しかし、そのことを無視するかのように、国はこの格差を是正することはなく、ダンマリを決め込んでいます。
それは、問題を先送りにしていれば、そのうち誰かが解決してくれるという考え方です。
最後に
ということで、今後支給される年金は減らされるか、支給される年齢は上がり・・・
消費税などの税金も上がり、医療費など社会保障費も上がり、老後の生活がカツカツになる人が、大量に出ると思います。
そうなったときに、初めてどうするかを考えるのが、世の常なんだろうなと思います。
それは、大きな病気になって初めて、健康のありがたみがわかるみたいな。
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