消費税増税でさらに貧困化する人
今年から始まった、わずか2%の消費税率引き上げと、それをきっかけにした値上げが…
困窮する人をより下の階層に振り落とすことがある。
都内で日雇いの倉庫作業を中心に働くTさん(30代後半)
就職氷河期を経験したロスジェネ世代
雇用の壁で連敗し、東京のネットカフェを住まいにしていた。
しかし、1週間の料金は「1万5000円」だったのが、増税をきっかけに「1万7000円」まで値上がりしました。
増税でネットカフェすら割高
ほかにも携帯電話代やご飯代を考えると、簡単に寝泊まりできなくなりました。
そこでTさんは節約のために、週1~2回はコインランドリーで朝を迎えることがあると話す。
洗濯機に数百円だけ入れて、終わっても朝まで居座り続け仮眠します。
チェーン店系は、セキュリティがしっかりしています。
そこで、寝ていると起こされたり、通報されたりしたこともありました。
狙い目は、学生街にある個人経営の店で、そこなら朝まで過ごせます。
生活保護を拒否
洗濯機をテーブル代わりにして、カップうどんを食べるのがTさんの日常
チェーン店系は、飲食持ち込み禁止も多い。だから個人店ということもあります。
そこで、もはやホームレス同様の生活に、生活保護の申請を勧めてみたが、彼は拒否した。
ホームレスとか、生活保護を受けるほど落ちぶれてはいないと思う。
だって僕は仕事をしているから。
親から「国にお世話になるなんて恥だ」と叩き込まれたのが大きいかもしれません。
理不尽な現実
困窮を極めていながら、彼のようにSOSを出せずにいる人は多い。
本来は、最低限の生活ができない収入なら、働いていても生活保護を受けられる。
だが実際には、働ける年齢の男性は申請を却下されがち、という理不尽な現実がある。
上記を読んで、某飲食店で寝泊まりする人は、何度か聞いたことがありますが、コインランドリーは初めて聞きました。
また、消費税が2%上がったっだけで、生活レベルが一変する人など、にわかには信じられませんでしたが…
それだけ生活が切羽詰まっているのだとも思いました。
見えやプライドは捨てるべき
そこで思ったのは、本人には気の毒だと思いますが…
コインランドリーのオーナーからしたら、迷惑な話しでしかないと思います。
また、生活保護に対する風当たりは強いかもしれませんが、生活が苦しいなら見栄やプライドは捨てるべきだと思いました。
その上で生活保護を素直に受けて、生活を立て直せれば本人のためになると思います。
それは、収入が少ないから部屋を借りられない、部屋が借りれないからまともな仕事もない。
その負のループになっていては、いつまでたってもコインランドリー生活からは、抜け出せないと思います。
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