親の介護問題
親の介護費用をどう捻出するかは、子供にとって大きな問題
息子や娘に迷惑をかけまいと、十分な蓄えを残している親も多いが、子供の援助に頼らざるを得ないケースも少なくない。
そして、高額な介護費用を負担しきれずに自己破産、またはその一歩手前という人が、年々増えています。
Yさん(45歳)も、そんな介護破産予備軍のひとりだ。
70代の母親が民間老人ホームに入居しており、費用は姉と折半しているが、一人あたりの負担額は「月11万」になり…
おかげで生活は苦しいと漏らす。
貯金がまったくできない
Yさんの年収は300万円、月収は手取りで「20万円弱」になります。
そこから、老人ホームの費用で半分以上持っていかれ、残りは「10万円弱」です。
それでも、独身だからなんとか生活できていますが、それも節約してやっとの状態です。
当然、貯金はまったくできていません。
在宅介護なら出費は抑えられますが、Yさんも近くに住む姉も仕事を抱えています。
また母親から「子供に迷惑をかけたくない」との意思を尊重し、民間の老人ホームに申し込みました。
在宅での介護は無理
その後、半身に麻痺が残り寝たきりではないですが、日常生活を送るのが不便になってしまいました。
そこで、老人ホームの費用は痛いですが、在宅で毎日ホームヘルパーさんに、介護をお願いするわけにもいきません。
現在は、実家で1人暮らしをしているので、家賃の負担はないですが…
食費と通信光熱費、車の維持費などでお金は残らない。
転職して5年経つが昇給はほとんどなく、前職よりも年収にして80万円少ないとか。
気が滅入る日々
老人ホームの費用さえなければ、実家なので仮に収入が下がっても、生活はラクだったはず。
怖いのは、病気やケガで自分が働けなくなったときで、そうなれば、姉ひとりで全額負担は厳しいと思います。
また、母は今の老人ホームを追い出される可能性もあります。
そんなことばかり考えているから、気も滅入ってしまいます。
休日にアルバイトをすることも考えましたが、社則を確認すると副業は禁止と明記
若ければ、副業OKの会社に転職もできるが、年齢的に正社員として雇ってくれる会社が、見つかる可能性は低い。
最後に
まず、介護費が姉と折半で11万というと、総額で「22万」になると思います。
そこで、22万以下の施設があると思いますので、そういったとこを探すのが良いと思います。
さらに、お母さんの年金や貯金などもあると思いますので、そこまで大きな負担になるのかなと思ってしまいました。
また、場合により生活保護を受けたり、役所に相談に行けば、他の支援もあると思います。
とはいえ、たとえ施設に入れていても、お金のことはもちろんですが…
お母さんの病気の心配、定期的に介護の状況を聞きに行ったりなど、いろいろ負担は大きいと思います。
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