ウォーレン・バフェットについて
ウォーレン・バフェットといえば、株式投資をしている人なら多くの人が知っている、超が付く有名人だと思います。
そして、彼が「バークシャー・ハサウェイ」(以下、バークシャー)のCEOであることも、有名だと思います。
ちなみに、バフェットはバークシャーを通して、多額の株式投資を行っています。
そこで、バフェットの投資行動を知ることは、賢明な投資アイデアを探している投資家にとって、よい勉強になると思います。
そして、最新のレポートで、バフェットはバークシャーの資金のうち1,350億ドルを、わずか3株に投資しているそうです。
その銘柄が以下になります。
アップル
バークシャーの同社への出資は、800億ドルに迫っています。
しかし、アップルは比較的最近選択された銘柄です。バフェットはテクノロジー株への投資が遅かったのです。
アップルは、2016年にバークシャーのポートフォリオに初めて登場し、バフェットがアップルに本格的に投資したのは、2018年でした。
今では信じがたいですが、当時アップルは割安株に見えました。
株主は、iPhoneが高齢化するにつれて、同社には将来の成長の計画がないように見えることを懸念していました。
しかし、バフェットはアップルの時価総額が1兆ドルに達するという確信を、早い時期に抱いていました。
その後、アップルの株価は約2倍になりました。
バンク・オブ・アメリカ
バンク・オブ・アメリカとは、アメリカ合衆国ノースカロライナ州のシャーロット市に本社を置く銀行になります。
バフェットは、銀行のレバレッジ体質を批判する一方、機会があるごとに銀行株を積極的に購入してきました。
バフェットの基本スタンスは、経営陣がしっかりしていて、資本基盤が堅固な銀行への投資は、長期的に報われる。というものです。
バフェットがバンク・オブ・アメリカに初めて投資したのは、2011年のこと。
サブプライムローン問題の後遺症に苦しむ同行の復活を見込んだ上での投資判断でした。
それ以来、その株式は9億5000万株まで増え、時価総額では330億ドルに相当します。
コカコーラ
バフェットといえば、コカコーラといわれるほど、バフェットが投資していることで、有名な銘柄になると思います。
1994年にバークシャーは、コカコーラの株式を購入しました。
現在では、230億ドル近くの価値があります。
さらに、コカコーラのほぼ3%の配当利回りは、バークシャーおよびコカコーラの株主に、素晴らしい収入を提供しています。
多くの人は、コカコーラが優位性を失ったと考えていますが…
スパークリングウォーター、ジュース、エナジードリンク、低糖度のソフトドリンクは、顧客の共感を得ており、過去1年間で株価は20%上昇しました。
最後に
バフェットの投資方針は「よい株式をできるだけ長く保有すべき」というものです。
確かにその通りで、少ないながらも株式投資している私も、見習うべき言葉だと思います。
しかし、その「よい株式を見つける」というのが難しいのであって、それができるなら苦労はしません。
そして、上記の3銘柄を見ると、バランスが上手く取れた投資に思えます。
それは、アップル=IT,バンク・オブ・アメリカ=銀行、コカコーラ=小売、固い銘柄もあれば、将来に期待できる銘柄もあります。
そして、上記のことは株式投資をする上で、見習うべきことだと改めて思いました。
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