相場より格安で住める事故物件
事故物件は、相場より格段で安く入居できるが、気味悪がって躊躇する人は少なくない。
ちなみに事故物件とは、何らかの原因で前居住者が死亡した経歴のある物件をいう。
そして、ルポライターのM氏は、あえて事故物件を選び、現在も住んでいる。
理由は、以前住んでいた団地の取り壊しに伴い、早急に借家を明け渡す必要があったから。
経済的に苦しく友人に相談したところ、訳アリ物件は?といわれその手があったかと思い、UR賃貸物件を借りた。
その物件は、都心から電車で約30分の立地にある団地で、家賃は通常5万2000円のところ、半額の2万6000円と破格
事故物件を扱うサイトが増えた
URの場合、事故物件は「特別募集住宅」と呼ばれ、入居してから一定期間は家賃半額、HPにも物件情報が載っています。
また、今ではUR以外にも事故物件を専門に扱うサイトもあります。
そして、霊的なものは意に介さないというM氏だが「当初はさすがに気になった」とか。
前の入居者と思しき人が、浴室に出てくる夢を何度も見ました。
だから入居当初は、浴室を常に清潔にして、たまに缶ビールを供えていました。
今は夢も見なくなり、普通にお風呂も使っています。
事故物件のメリットなど
事故物件に住む最大のメリットは「家賃の安さ」です。
大抵の場合は、通常の家賃の30%引きとか50%引きとか、もしくはそれ以上値引される物件もあります。
そこで、費用面で大きなメリットがあるといえます。
一方、事故物件に住むデメリットは、何が起こるか分からないところにあります。
例えば、霊感が強い人は幽霊を見るかもしれませんし、死臭がすることで、息苦しく思うこともあると思います。
そういった場合には、改めて引越ししなければならない場合もあります。
事故物件のデメリットなど
また、友達が寄り付かなくなるとか、隣人が騒音が聞こえるといって、クレームをつけくることもあるそうで…
しかし、音は立ててないので、霊的な音とかどうすることもできません。
そして、そんなことで毎回クレームをいわれていては、たまったものではないと思います。
また、事故物件だからといって、ずっと安い賃貸かというと、そうではなく…
期間限定の事故物件もあり、その期間が過ぎてしまうと、通常の賃料に戻ってしまいます。
そうなれば事故物件に住むメリットはなくなってしまいます。
事故物件は損か得か
事故物件は、得か損かという問題ですが、それはケースバイケースになると思います。
例えば、とにかく安い物件に住みたいという人には、メリットがあると思います。
さらに、住みたい場所に事故物件があるなら、なお良いと思います。
一方、人が亡くなった場所に住むのは、心理的に抵抗がある人が、安いからと安易に事故物件を借りてしまうと…
最終的に引っ越しを余儀なくされる場合もあると思います。
そこで、事故物件に住むのは、相当な覚悟を持って住まないと、損する場合が多いような気がします。
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