資産1憶2000万円でリタイアを悩む
現在55歳です。今後働くモチベーションがなく、56歳で早期退職を考えています。
退職金を含め現在の株価が変動しなければ、56歳で1億2000万円の資産があると考えています。
年金は、65歳からの見込み受給額は、額面で年間約184万円
個人年金は、60歳から70歳まで年間130万円(税込み)あります。
このような資産内容ですが、90歳まで生きたとして早期退職(完全リタイア)しても、老後資金は大丈夫でしょうか?
子どもや配偶者はいませんので、介護費用もそれなりに必要と考えています。
リフォームで3000万円が必要
退職後は実家に帰り(両親は他界)、築45年の家を約3000万円でリフォームしたいと考えています
その場合、家賃はいりませんが、固定資産税等が新たにかかります。
アルバイト等をしながらセミリタイアにした方がよいでしょうか?
以下、ファイナンシャル・プランナーのアドバイスは…
資金的には問題はないと思います。来年、早期リタイアされても大丈夫でしょう。
退職後、公的年金以外の収入としては、個人年金保険の年金が1300万円
予定されているまとまった大きな支出としては、ご実家のリフォームがあります。予算は3000万円
FPからのアドバイス
結果、残りの1億300万円が老後資金となります。
したがって、公的年金支給までの9年間の生活費は、トータルで約2700万円
それを蓄えから差し引けば、65歳の時点で老後資金は、残り7600万円となります。
受給額が年額184万円ということですから、月割りにして12万~13万円といったところです。
生活費23万円とすれば、不足額は10万~11万円。90歳までの25年間で3200万円ほど。
つまり、90歳の時点でまだ4400万円が残っています。
長生きリスクや予期せぬ大きな支出(介護や入院)があったとしても、余裕は十分あるといっていいでしょう。
これってネタなのかな?
ということで、1億円以上の資産がありますので、なにもFP悩んでがわざわざアドバイスしなくても…
普通に考えて、リタイアでもセミリタイアでも可能だと思います。
そもそも、1億円以上の資産を作れた人なら、自分で考えればわかりそうなものです。
そこでこの手の相談って、ネタなんじゃないかと毎回思ってしまいます。
また、働ける体力があって、多少でも働く意思があるなら、リタイアよりセミリタイアの方が、私は良いと思います。
その理由は人にもよると思いますが、リタイアすると自宅に引きこもりがちになる人もいて…
そうなると、体力的にも精神的にもよろしくないと思うからです。
最後に
そこで、気分転換などを兼ねて週2日でも週3日でも働けば、運動になったり気分転換になったりで良いと思います。
ただし、他のことに時間を使いたいとか、働くことが負担になるとかなら、リタイアの方が良いと思います。
そして、1億円の資産があって、リタイアするしないを悩んでアドバイスを求めるとか、私にはちょっと信じられません。
ましてや上記の方は、奥さんも子供もいない独身の方ですので…
これからの生活費とか老後の資金などは、簡単に算出できると思います。
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